ヘンリー8世とムジカ・スペクラティーヴァ | タケさんのブログ クラシック時々ポピュラー&グルメ、観光

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 古代、音楽は、宇宙の営みを研究する学問の1つでした。 それゆえ、実際に演奏するつもりのない音楽、と、いうのがありました。 ただ、それは、音楽が、宗教的な啓蒙や、人々の楽しみのために使われるようになって、衰退していきました。 ところが、このCDの中にある、イギリスの、ジョン・ボールドウィン(1560以前ー1615)が、備忘録的に、書き残したものの中に、演奏することを想定しない曲があったのです。 時代はすでに、ルネサンスからバロックに向かう時代。 こんな時代にも、古代の思弁的(理論や規則のみに基づくもの)な音楽が、作られていたのは、ちょっと、おもしろいですね(o^-')b で、これを、音にしてみようと言うとんでもない人たちがいました。 ブリュッヘンを中心とした「サワークリーム」ですw 実はこれ、譜面づらは、実際には、演奏困難なリズムや連符があり、今では、ほとんど使わない、一小節を、5や7で割ったものがあったりします(^^;;) だもんで、合奏すると、小節線がどこだかわからない複雑なものになりますw 今では、リコーダーなどの、レパートリーになってるようですが、よく、まー、演奏しようと思いましたよねww 

 ちなみに、ボールドウィンの曲とともに、演奏されてる、ヘンリー8世の曲は、1510~20年ごろに作られた写本にあるもので、普通の中世の合奏曲です(笑


ヘンリー8世とムジカ・スペクラティーヴァより4曲

最初二重奏、次が三重奏、頭がおかしくならないよーにねww


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