10年前の音源復活①
ノーバート・クラフト、カナダのクラシック・ギター界の重鎮で、ナクソスのギター部門を束ねてる人でもあります。 そのクラフトが出した、ギター名曲集。 さて、内容は?w まず、選曲が、ラテン系の近現代がほとんど。 やはり、最近は、このあたりの近現代物が、コンサート用の主流なんでしょうか? ただ、その分野の名曲は、網羅しています^^b アルベニスの「伝説」「セビーリャ」、バリオス=マンゴレの「フリア・フロリダ」、タルレガの「アルハンブラの思い出」、と、なかなか押さえられています。 アレンジ物も、グラナドスの「スペイン舞曲第5番アンダルーサ」、ファリャの「粉屋の踊り~三角帽子」、そして、ちょっとオシャレなヴィラ=ロボスと、いい感じ^^ 演奏も、しっかりとしたテクニックからくる、大きな音量と、繊細な表現は、たしかに世界のトップ・レベルですね。 あえて言うなら個性が少し乏しいでしょうか?w しかし、こういった名曲アルバムでは、変な個性はないほうがいいので、かえっていいですよね。 で、最後に、映画音楽作曲家のマイヤースの「カヴァティーナ」が、サプライズ選曲。 甘く美しいメロディで最後を締めます。 これからギターを聴いてみたいな・・・という人には最適な気がします^^b
では、アルベニス「セヴィーリャ」とマイヤース「カヴァティーナ」を^^b
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)