実に、ゆっくりとしたペース(数年に1枚?)でリリースされている、イグナツ・ラハナー編曲によるモーツァルトのピアノ協奏曲集です。 ここでは、ピアノと、弦楽四重奏+コントラバスという編成にしてあります。 よく、弦楽四重奏が伴奏のものがありますが、こちらのほうが、伴奏が大柄な響きになり、より、ピアノとのバランスが取りやすいようです。
一時は、ウィーンの演奏家によるものが出ましたが、また、ゴールドスタインとファイン・アーツ四重奏団に戻ったので、このメンバーで、全集にするんでしょうね。
今回は、第19番と25番のカップリング。 25番は、有名ですが、19番も、1784年に続けて6曲作曲されたうちの最後のものになり、好きな人が多い15番や17番と共通した作風で、気に入る人も多いと思います。 相変わらず、安定した演奏で、とりあえず録音しました的なものではなく、十分編曲のおもしろさを、楽しめます。 現在、全アルバムコンプ中で、全集になるまで、買い続ける覚悟です(笑)
モーツァルトの魅力再発見^^b