第24回 | 1ランク上のアクリルケースをつくるブログ

1ランク上のアクリルケースをつくるブログ

みんなの意見を取り入れて1ランク上のアクリルケース目指します
こんなケースがあれば良いのにと思うご意見をお待ちしております
出来る出来ないありますが、ぜひ参考にさせてもらいます

新たなヒンジが届くのに少し時間がかかるため
久しぶりに高演色LEDダウンライトについて検証します


LEDの検証を行ってきて、少し照明について分かった気がします
フィギュアケースにおける照明の役割とは
一も二にも綺麗に魅せることですね


その綺麗ということに関しましては
人それぞれの趣向がありますので
このような派手な感じや



このようにフィギュア本来の色が分かる自然光や
好みは分かれます

そしてどちらの場合にも言えることですが
最大限綺麗に見えるコツというか条件があると分かりました
写真撮影などに精通している人には当たり前の事かもしれませんが・・



ここではカメラ側の知識や技術は置いておいて
照明側の観点で検証します



私が綺麗に魅せる上で重要だと思うポイントは
1、照明と被写体との距離
2、照明と被写体との向き合う角度(照明自体の照射角も含む)
3、照明の明るさ(ルクス)
4、照明の色温度=色調(ケルビン)
です



そう考えるとフィギュアの大きさに合わせて
一番適した照明との距離や角度があるということになりますね



この写真は被写体の足元から照明までの距離が50㎝あり
明るさは2170ルクス(メーカーカタログ値)
照明の被写体に向く角度は約45度
照明の色温度は5000ケルビンです


次はこのように5㎝底上げします


違いが分かりにくと思いますが
私は画像を横並びに見比べることが出来るので分かりますが
随分明るくなっています


反射も強くなっています


そして10㎝底上げします


当然ですが更に明るくなりました


頭部や胸部が強く反射する反面
腹部や下半身が暗くなっているのが分かります

また照明の持つ照射角の違いもあります
ここまでは全て照射角40°のダウンライトを
被写体に対し約45°で照らしています



これは15°です
かなり照らせる部分が狭く
頭頂部に反射は見られません


これは100°です
光の強さが弱まり、全体的には明るくなったのが分かります


そしてお勧めの40°です
やはりこれが陰影が強く出て
一番迫力があり格好良い感じがします


それ以外でもいろいろ検証してみましたが
これくらいのケースがホットトイズの製品には合う気がしました