前回製作した試作1号機の写真を
いろいろなところへアップしたのですが
まずまずの評価を得られました
これから1号機を元に改良した
少し大きめの2号機を製作します
照明もヒンジもまだまだ検証の余地はありますが
何はともあれ現時点での最高の物を
作ってみたいと思います
但し今回からは通常のアクリルに変えて
AS板(静電防止板)を採用してみたいと思います
住友化学が販売している板で透明のみの規格です
アクリルはガラスに比べ静電気を帯びやすく
ホコリが付きやすい素材ですが
この板は静電気を抑制する原料が練りこまれている為
永久的に静電気を抑制することが出来ます
但し価格は通常のアクリル板より数倍高い材料です
使われる用途はホコリに弱い精密機械のカバー等で
9割以上が工業製品です
一般家庭でみることはまず無い製品です
問屋さんの人がフィギュアケースに使うと聞いて
ものすごく驚きバカにされました・・・
ヒンジは少し不満がなくはありませんが
例のHG-MPS2型を使います
通常のトルクヒンジにはスプリングバックと言って
トルクを発生させるスプリングの戻りのような現象が起こり
若干の隙間が出来てしまうのです
その点このHG-MPS2型は-10°を保持しようとする
力が働きますので、完全に隙間をふさぐことが出来るのです
大きさもさほど大きくなく、何よりも高機能ヒンジの中では
かなり安い方です(1個1000円を切る)
唯一の不満はトルクの力です
以前に紹介した通り
本来-10°70°120°と3か所で保持することが出来ますが
思った以上に力不足で
70°の位置では扉を支えきませんでした
それでも120°の位置は何とか保持出来たので
フィギュアの入れ替えには役目を果たせそうです
ネジはクロームメッキを施した
化粧ネジも考えましたが、今回は作業性の良さを
優先して透明のポリカネジを採用します
このようにペンチで簡単にカット出来ます
価格も安く使い勝手は抜群です
本体をこのように組み上げていきます
出来あがるサイズは
W600㎜xD300㎜xH450㎜です
側面に使用する透明のAS板を置いてみて
問題が発生しました
少し複雑な構造なので設計に間違いがあると
判明しました
材料の関係でこれ以上先に進めなくなり
明日以降の完成を目指します
それと同時にフィギュアを購入した時に
同梱されている武器やヘッド等の
パーツを展示する専用の台を製作してみました
これはパトリオット用ではなく
後日紹介させて頂くプレデター用の展示台になります
少し大きい気がしますので、もしかしたら
違う形状で作り直すかもしれません