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「正月堂」のみ京都にある謎
【京都府内北から南へ縦断調べてみた~】
35日目は、笠置町です。
↑赤いところです。
奈良の東大寺の「お水取り」は二月堂。
その他、東大寺には三月堂と四月堂がありますが、一月堂(正月堂)はありません。
ではどこにあるのかというと・・・。
京都府相楽郡笠置町にある笠置寺。
京都府の最南端で奈良県との県境にあり、笠置山には神が宿るともされています。
正月堂の近くには修行の場があり、東大寺の開山である良弁(ろうべん)の弟子・実忠(じっちゅう)がそこで修行をし、それを伝えたのが「お水取り」の始まりなんだそうです。
なので初回(752年)は笠置寺の正月堂で行われ、翌年からは東大寺二月堂で行われるようになりました。
つまり、笠置寺の正月堂は、今日まで1200年以上もの間、一度も途絶えたことのない「お水取り」開始の場所なのです。
北から南へ縦断しながら書いております。
本日は「和束町」。
明日は「南山城村」。
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