【京都調べてみた229】「正月堂」のみ京都にある謎 | 京こね☆ニュース

京こね☆ニュース

京都の小ネタ・ニュースばかりを集めた「京こね☆ニュース」!
2024年は ”京都こねたクイズ” 1日1問クイズに挑戦!!

 

 

 TODAY'S
 
「正月堂」のみ京都にある謎

 

 

【京都府内北から南へ縦断調べてみた~】

 

35日目は、笠置町です。

 

↑赤いところです。

 

 

奈良の東大寺の「お水取り」は二月堂。

 

その他、東大寺には三月堂と四月堂がありますが、一月堂(正月堂)はありません。

 

ではどこにあるのかというと・・・。

 

京都府相楽郡笠置町にある笠置寺。

 

 

京都府の最南端で奈良県との県境にあり、笠置山には神が宿るともされています。

 

正月堂の近くには修行の場があり、東大寺の開山である良弁(ろうべん)の弟子・実忠(じっちゅう)がそこで修行をし、それを伝えたのが「お水取り」の始まりなんだそうです。

 

なので初回(752年)は笠置寺の正月堂で行われ、翌年からは東大寺二月堂で行われるようになりました。

 

つまり、笠置寺の正月堂は、今日まで1200年以上もの間、一度も途絶えたことのない「お水取り」開始の場所なのです。

 

 

 

 

 

 

日本アメリカフランスイギリスカナダイタリア

 

北から南へ縦断しながら書いております。

本日は「和束町」。

明日は「南山城村」。

 

 

 

↓人気ブログランキングに参加しています。