葵祭のトリビア3 一番の注目は牛? | 京こね☆ニュース

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葵祭で、観衆が一番声を上げるところをご存じでしょうかはてなマーク


実は牛車なんだそうです。


葵祭には、馬36頭、牛4頭が行列に参加します。


馬は牧場や競馬などで歩いていたり走っている姿を見かけますが、


牛が飼われている姿は見たことがあっても、歩いている姿は


なかなか見ないものですからね汗


さて、この馬や牛は、一体どこから集められているのでしょうかはてなマーク


葵祭の牛馬の調達を一手に引き受けているのが、明馬会という


団体です。


馬や牛を調達する際に最も重要なことは、一度でも祭りなどに


参加したことがあるというもの。


大勢の観客の前で興奮したり、暴れては大変なことになるので、


きちんと訓練されている牛馬を選びます。


これは、葵祭の裏方をされている方に聞いた話ですが、


馬でも競走馬として使用されていたものは、競争心が強いため


他の馬を見ると興奮して、祭りには不向きなんだそうです。


さて、馬より調達が大変なのが牛です。


葵祭の行列に加わる牛車は2台ですが、何かあった時のために


1頭ずつ予備を歩かせておくので、牛は4頭参加します。


御所車の重さは2トンビックリマーク


しかも、8kmの道のりを歩かないといけません。


今は昔と違い、農耕で使う牛もほぼいませんから、それように


1年かけて訓練をしておくそうです。


というわけで、本日のトリビアは


葵祭の一番の注目は牛


大変な思いで調達されたということを踏まえつつ、行列を


眺めてみると、また違ったものが見えてくるかもしれませんねニコニコ




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