少し昔、 『2000年問題』 というのがありました。
西暦が2000年になる時に、コンピュータが誤作動を起こす
のではないかと心配された問題でした。
しかし、今、安倍政権が頭を悩ませる問題。
それは 『2012年問題』 なんだそうです。
何かというと・・・
未公開株を巡る金銭トラブルが発覚した武藤議員。
「マスコミを懲らしめるには広告収入をなくすのが一番」と発言した
大西議員。
そして、育休取得を宣言しながら不倫をしていた宮崎議員。
この人たち全て、2012年に初当選した議員なのです。
2012年は民主党から自民党へと政権交代された年。
300議席に迫る圧勝でしたが、実は当時、野党だった自民党へは
有望な立候補者が集まらず、一般公募が多かったようです。
その大量当選の中には、政治経験もなく、人物の査定も
しっかりしていない無名の人が多くいました。
つまり、 『2012年問題』 とは、そういった人たちの不祥事が
目立つという問題なのです。
さて、宮崎議員が辞職したことで補欠選挙となる京都3区。
その選挙だけで、およそ2億6000万円の費用がかかると
いう試算も出ています
もちろん、そのお金は国民の税金・・・。
どうして不倫の代償に、私たちの税金が使われるのか。
ダメな議員を監督、教育するのも同じく税金を使っている
先輩議員の義務ではないのでしょうか。