『大往生』
辞書には、少しの苦しみもなく安らかに死ぬこととあります。
普段使う『大往生』とは、長寿で天寿を全うした方に使う言葉だと
思っていましたが、実は生きた長さとは関係ないということが
読み取れますね。
さて、今年亡くなった京都市動物園には
『天寿を全うした』 『大往生』 の動物がいました。
まず、雄のジャガー・グランデ。
25歳で亡くなりましたが、これは野生のほぼ2倍の年齢
晩年は、ゆったりと寝ころぶ姿が癒されると人気を集めました。
そして、雌のツキノワグマ・サクラ。
こちらは39歳。
人間でいうと、120歳なんだそうです
長寿は園の誇りですが、その分いなくなればぽっかりと穴があく。
でも、来年にはラオスから来た象もお披露目されます
新しい命へと引き継がれて、動物園の人気も高まりそうです。