今年も京都検定が終了し、京都新聞に問題と解説が掲載されていました。
とりあえず、2級を解いてみたのですが、結果は83点。
う~ん、もう少し高いかなぁとも思っていたのですが、
勉強しないと、どんどん忘れていくものです・・・
さて、2級にこんな問題がありました。
京都では麺類で「たぬき」といえば( )のことである。
ア 揚げ玉入りのうどん イ かき揚げ入りのうどん
ウ 油揚げ入りのあんかけうどん エ 油揚げ入りのそば
答えは ウ です。
一般に関東では油揚げがのったそば・うどんを「きつね」、
天かすのせを「たぬき」と呼びます。
一方、大阪で「きつね」といえば油揚げのうどんだけを指し、
「たぬき」は油揚げののったそばになります。
でも、これが京都になると、油揚げののったあんかけうどん
となるのです
さて、どこで化けてこうなったのか
京都でいう「きつね」は、大きな油揚げ1枚ではなく、短冊切りに
したもの。
底冷えする京都では、熱を逃がさないあんかけの料理が多く、
「きつね」にあんかけをかけたのが「たぬき」です。
まさしく、「きつね」がドロンと化けて「たぬき」になったという
感じでしょうか