京都市動物園のニシゴリラ・ゲンキの赤ちゃんゲンタロウが
母親のもとへ10ヶ月ぶりに戻ることになりました。
ゲンキは、去年12月21日に出産。
しかし、母乳の出が悪く、ゲンタロウは衰弱状態になったので、
人工飼育へと切り替えていました。
本来は長期間親元から離すと、再び一緒に暮らすのは難しいと
されていますが、今年の5月から「バトンリレープロジェクト」を開始し、
母親の不在時に展示室で過ごさせ、そのニオイに慣れさせたり、
母親と1時間ほどオリ越しに対面させたりしていました。
最近は、良好な関係が築けているということで、11月5日に
母親のもとに戻ることになったのです
6日以降は、落ち着いた環境をつくるために、当面展示は休止されますが、
今後は父親のモモタロウとの関係づくりに取り組み、来年の春にも
親子3頭で同居させたいとのことです
ちなみに、京都市動物園にはこんな面白い(!?)看板が
「ひと」
社会生活を営み、もっとも多くの道具を使う。無分別な開発によって
他種生物の生存に多大な影響を与えることがある。
ここにいないときは、園内をご覧ください。
2年前に撮ったものなので、今もあるかどうかは分かりませんが、
ユーモアたっぷりの看板です