あの祇園の事故から、今日で1週間。
人通りの多い、あの細い道を75kmぐらいで走行していたというのだから、
考えるだけでも恐ろしいです。
急に奪われた7名の命。
今日は、その話題を書きたいと思います。
一番若かった人は、40歳男性。
事故の5日前に第1子が生まれ、幸せのさなか、命を奪われました。
58歳女性と68歳女性は、大阪から一緒に花見を楽しんでいましたが、
2人とも命を奪われました。
69歳女性は、季節ごとに友達と京都に来ることが楽しみの一つ。
この日も八坂神社に向かって歩いていました。
一番最年長であった77歳の男性は、夫婦で京都を訪れていましたが、
旦那さんだけが帰らぬ人となってしまいました。
「日常」と、新年に書き初めで抱負をしたためていたのは、62歳女性。
その「日常」が奪われてしまいました。
事故現場近くの呉服会社に勤めていた62歳の女性。
女手一つで育てた一人息子の結婚間近に、その命を奪われました。
あの時満開だった桜は、1週間がたち、その花はあまり残っていませんが、
現場には献花が絶えず、事故の悲惨さを思い起こされます。
7人の方のご冥福をお祈りいたします。