小浅間山やさしい山歩き | スザカスポーツマンクラブ☆リーダーズブログ

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【やさしい山歩き予定】

8月 会津駒ヶ岳(福島)/硫黄岳(八ヶ岳)/離山(軽井沢)/温泉ヶ岳(栃木)/鍋蓋山(群馬)
9月 根子岳(須坂)/黒富士(山梨)/四方原山(北相木)/聖山(麻績)/鍬柄山(赤城)
10月 倉見山(山梨)/双子池(佐久穂)/大源太山(湯沢)/しらびそ高原(上村)

2021.08.27



北軽井沢近くの峰の茶屋登山口から小浅間山へ。


往復2時間ほどの軽い山だから山頂ランチになるよう先に鬼押出し散策を予定していた。


鬼押出しには『鬼押出し園』と『浅間園』があり、8時オープンの前者に向かうつもりでいたのだが今週からコロナ対応で9時オープンに・・・(*_*)





ならば・・・と、時間があったら帰り道に寄ろうと考えていた『鎌原観音堂』

浅間山天明の大噴火による土石なだれに襲われた鎌原村。村人たちは高台の観音堂への石段を登り避難したが、五十段ほどあった石段は十五段を残し埋没。資料によれば477名の犠牲者がでたとされる。
群馬県民には認知度高いと考えられるが、今回のメンバーでは半数近くが初訪問のようだった。



この石段が五十段あったとは・・・
赤い橋の下に掘り返された石段の続きを見ることができる
「生死を分けた十五段」は災害多発の現代日本にあって、もっと知られるべきと思うがどうだろう?






どちらも9時オープンならマイナーな存在である『鬼押出し浅間園』へ向かう。
鬼押出し園が西武なら、こちらは東急による開発。現在は長野原町営。


よく晴れているが浅間山は雲の中
ここは溶岩台地の上だ✨



隣の鬼押出し園を見下ろす
アチラがゴリゴリの溶岩の迫力を感じさせるなら、コチラは全てを焼き尽くした溶岩流からの緑の復興を感じさせる




「鬼押出し園へは来たことがあるが浅間園は初めて♪」というメンバーばかり。
浅間山北麓ビジターセンターの男性スタッフの方にガイドツアーをお願いした。



ヒカリゴケ



小さな赤い苔
火山に多いイオウゴケ、俗にモンローリップと呼ばれるそうだ
・・・👀なるほど💡
今度来るときはルーペ🔍️持ってこよう✨



スタッフ氏と別れて展望台まで散策



鬼のヒミツ道からビジターセンターへ戻ろう
涼しくてサイコー😃



溶岩の上に力強く根を張る樹木



溶岩に苔


アキノキリンソウやヤマハハコなど花も多く咲いていた。




館内で教えてもらった浅間山の千トン岩が見えた♪
晴れてきそう♪ヽ(´▽`)/



ビジターセンタースタッフの皆さんに御礼を述べ、峰の茶屋登山口へ移動。





平日なので無料駐車スペースは余裕
11:20スタート♪


登山道略図



序盤は地味な登山道
拳大の火山礫がゴロゴロ




道脇の花に足を停めながら進む

イチヤクソウ/キンミズヒキ



山が見えてきた所でひと休み💦
軽井沢の予想最高気温30℃につき水分補給


正午を回っているので標識に反して西峰へ直登💦💦💦



12:15 小浅間山西峰到着
まだ雲が・・・



昼休憩



北東面の溶岩跡



とりあえず 小浅間山西峰で1枚☆



シダすぎる周回路



藪を抜けた



小浅間山は浅間山の側火山三兄弟のひとつといわれる。溶岩ドームとして成長して冷えて固まったのだったかな。
【小浅間山(1,655m・軽井沢町)】



浅間牧場の牧草地が鮮やかに見えた♪



中央にポコンと離山
こちらも側火山三兄弟のひとつ
残るひとつは追分宿から登った石尊山
『やさしい山歩き』としてはコンプ完成





雲が取れつつある浅間山を眺めながら下山開始
噴石の登山道はなかなかスリッピーで気をつかう



シモツケがいい色づき🌸



ハナイカリは見頃♪




峰の茶屋登山口に戻り、車で白糸ハイランドウェイを下った。


道脇に並ぶ白糸の滝駐車場は予想していたより賑わっていてスルーしようかとも考えたが、有料道路代もったいないのでサクッと行ってくることに・・・。


このご時世、観光バスは来ないのでそれほどの混雑はなかった。






旧軽井沢へ抜けて旧碓氷峠展望台へ。
16時過ぎたけどまだまだ暑い。
軽井沢で30℃超えは勘弁(*_*)


でも・・・、
ここから眺める西上州の山並が好き♥️



鎌原観音堂~鬼押出し浅間園~小浅間山登山~白糸の滝~旧碓氷峠展望台・・・と盛りだくさんでバスツアーのようだったw


最近、金曜日やたら暑いと感じているのは自分だけだろうか?