EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その240〜7月25日編④WASSE 鳥人間コンテスト展 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)に閉幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算32回目となった7月25日(金)の訪問記をお送りしています。




東ゲートに9時入場した後は、西エリアに移動した今日。昼にかかるところでようやく?大屋根リングにまで戻って来ました。笑顔が印象的なよしもとパビリオンの前を過ぎます。


さて、そのよしもとから大屋根リングを反時計回りに少し。大規模展示場「EXPO WASSE」がそこにはあります。



この日、こちらで開催されていたのは「鳥人間コンテスト展」。そう、あの恒例イベントの展示です。これは訪問して行きましょう。



毎年、夏に行われている「鳥人間コンテスト」。こちらでは読売テレビで放送されますが、今年で48回目を迎えるといいますから、歴史あるものです。


あまりにも有名ですのでいまさらですが、大学などのグループが精魂込めて製作した人力飛行機を飛ばし、その飛距離を競うというもの。


部門はふたつ。滑空機と呼ばれる、機体を風に乗せて空を飛ぶもの。


いまひとつは、人力でプロペラを回して飛ぶ人力プロペラ機部門。かっこいい。


大会が行われるのはびわ湖。スタート地点は高さ10mもあるのですね。

テレビで観ていても、えらい高いところからなんやなあと思っていたのですが。これくらいでないと、うまく飛ばないのでしょうか。



会場内を観て回っていますと、人力プロペラ機の実物!画像ではわかりにくいのですが、下から見るとこれがものすごく大きいものでした。



展示されていた機体は、全長約7.5m・プロペラを含めると高さは3.5m、機幅は約30mも。

図面からも精密に設計されていることがわかりますが、風の抵抗や浮力などもありますから工業学だけでなく、物理学の部門にもなります。そのあたりの知識もなくてはならないとは。



とかくすごいもんやなあと感心するばかりですが、この機体を製作されたのは「大阪公立大学 堺・風車の会」という団体。やはり学生さんの手によるもの。

しかし「バードマン」という愛称を見て、どこかで見聞したことを思い出します。


これでした。NHK朝ドラ「舞いあがれ!」(2022年度後期放送)。空を飛ぶことに憧れたおらが街・東大阪に住む主人公、岩倉舞(福原遥さん)が学生時代、人力飛行機での滑空に青春をかけるドラマでした(舞は後に航空機パイロットの道を志す)。

舞ちゃんが所属していた、浪速大学の学生サークル「なにわバードマン」は、こちらの団体がモデルになっていたのでした。



ドラマでは、ザ・青春の若さと、仲間の絆とが溢れるエピソードが印象に残っています。2022(令和4)年11月6日アップ。



詰めて居られた学生の方とも話しをさせて頂いたのですが、とかく空を飛ぶという夢のような経験に携われることに魅力があって、と熱心に語って居られました。



青春のすべてを注いで実現させようという熱い思い。本当に清々しいものだと感じます。おっさんが美しく締めてみました(苦笑)






ちなみに、昨年度には最長飛行記録645.15mを樹立したのだとのこと。どのような景色だったのか。本当に鳥になったような気分だったのでしょうか。気になって仕方ありません。


実に胸が空くような「鳥人間コンテスト展」でした。青春って、本当に尊いですね(泣)

次回に続きます。

今日はこんなところです。