EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その115〜5月21日編⑩国連パビリオン訪問 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算13回目となった5月21日(水)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングの右下、緑色の「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」一帯の、国際的な機関のパビリオンを巡る今日です。万博公式サイトより。




「国際赤十字・赤新月運動館」の並びにある「国連パビリオン」に入場することにします。

おなじみの国連のマークを見つけますが、後ろの青い玉がかわいらしい。地球でしょうか。



入場待ちの間に、SDGsについてのクイズがあるのもここらしいですね。幾つかやりたかったのですが、5分ほど並んで入場出来ました。



最初の展示は、国連の歴史についてのもの。


国連(国際連合)は、先の大戦が終結した直後の1945年10月に発足しました。

それ以前、つまり先の大戦の前には前身の「国際連盟」が存在しましたが、参加国の足並みが揃わないなどし、結果として、第二次世界大戦を防げなかったという反省がありました。


日本の加盟は1956(昭和31)年。現在、加盟国は193カ国。本部はアメリカ・ニューヨーク。

国際平和・安全の維持
諸国間の友好関係の発展
経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決のため、および人権・基本的自由の助長のための国際協力
という目的が国連憲章には明記されています。



名称の通り、世界的な課題(殊に紛争や戦争などが多い)について加盟国同士が理事会で協議を重ね、当事者間に介入して解決を図る、という地道な取り組みが図られるシステムです。


ですが、興味深かったのは、いまなお記憶にあたらしいコロナ禍のさなか、ワクチンを国の貧富に関わらず、公平に分配するための取り組みをしていたという解説。

これはまったく知りませんでしたが、国力の差で生命の軽重というものはあってはならないことは言うまでもないことです。見えないところで大変な役割を果たしていたのですね。



次室はシアターだということで、前室のこちらで待機。国連を構成する、さまざまな組織をタッチパネルで紹介するというコーナーでした。



たくさんの組織があるのですね。ユニセフは有名ですが、聞いたことのないものの方が多い。


そんな中、見つけたのはこの「UNHCR(The UN Refugee Agency)」。「国連難民高等弁務官事務所」と呼ばれる組織ですが、どこかで聞いたことがあるなと思い出しました。



渥美清さんが主演されていた、わたしの大好きな映画「男はつらいよ」シリーズで、主人公・車寅次郎を唯一「おじちゃま」と呼び慕う、この美しい女優さんの役どころに、実は大きな関係があるのでした。



あの「フーテンの寅さん」と「国連」、まったく関係がないようなのですが…出典①。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「男はつらいよ 寅次郎の告白」1991年12月松竹映画公開)