EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その109〜5月21日編④シンガポールパビリオン訪問 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算13回目となった5月21日(水)の訪問記をお送りしています。




さて、引き続いてパビリオン巡りです。
今度は大屋根リングの左側、オレンジの「セービングゾーン(Sゾーン)」へと入りました。万博公式サイトより。



オランダを角にリングを時計回りに進みますと非常に目立つ、深紅の巨大な球体が目に留まります。「シンガポールパビリオン」です。



目の前は幾度も通りかかったことがあるのですが、近づいて眺めたことはありません。驚いたことに、外観はたくさんのうろこで覆われているのがわかります。これは美しいデザイン。



さっそく、待ち列に並びます。球体に対して真横が列になりますので、間近で観察することが出来ます。

大小、さまざまな形のうろこがみっちりですが結構大きいのですね。色彩も美しいもの。飽きません。


夢が形になる場所
シンガポールは小さな国ですが、大きな夢を抱いています。「ドリーム・スフィア(夢の球体)」と呼ばれるシンガポールパビリオンは、夢を現実に変える過程を体現しています。

バビリオン内では、シンガポール出身のアーティストによる五感を刺激する没入型のインスタレーションを通じ、シンガポールが夢を現実に変えていく様子を体験することができます。パビリオン公式サイトより。


15分ほど並んで入場。最初の展示室はその、シンガポールが持つ夢をテーマにした没入感展示だとのこと。



お国の若手デザイナーによる、切り抜き絵のオブジェ。




これが通路の両側に実にたくさん。その優美さ、精緻さに感嘆します。これはきれい。



こちらの展示を通じてしきりに紹介されていたのは、自然と人間との調和や共生、というキーワードでした。





シンガポール、というと東南アジアを代表する巨大都市、というイメージがあまりに強いのですが、意外にも緑が溢れるお国だということがよくわかりました。生活の場に緑があるということは、本当に良いことです。


次室に入りますと、きらきらと輝く木々が立ち並んで来ます。





根本には、お国が取り組む生活支援のさまざまな施策についての紹介。そこから延びる緑の傘の中やビジョンへ、それらのイメージの投影が実にうまいもの。





こちらは「ツリーズSG」なる木々。お国での自然遺産保護や保全などの取り組みについての紹介が続きます。



ちょっとやってみましょう。なかなか興味深いものでした。




特徴のある展示が続きます。目に鮮やかです。



通路沿いの展示を10分ほどかけて進みますと、お、なにやら人々がたくさん集まっています。



ここは「ドリーム・リポジトリ」という体験型コーナー。夢が集まる場所、とただし書きがなされているのですが、来場者が自由に自らの夢をメッセージに残せるのだとのこと。



これでした。自由に夢を記してよいとのこと。このようなものは必ずやってしまいます。


確か、他のパビリオンでもやったような記憶があるのですが。これがいちばん大事です。


ところで、ここはもうすでにあの特徴ある巨大な赤い球体の中、その底面に当たります。夢をしたためた後に、スロープを登って行くのですが…


球体の半ばまで上がって来ますと、おおっ!これは別世界です。プラネタリウムのよう。



さまざまなイメージ映像が流れるのですが、夢のあるものばかり。ほっとします。




いつまでも眺めて居れそうな美しい映像です。


いや、これは本当に素晴らしいものでした。没入感もさることながら満足度という点では、まだ入場途中ですが大満足です。

これは、プラネタリウム大好きなちびっ子次女を連れて来てあげたいもの。



最上階まで上がりますと、緑に囲まれた休憩スペースとグッズショップ。




やはり、マーライオンですね。かわいらしいイラストです。





しかし「海上万博」、ということもあってでしょうか、今般の万博では花と緑が溢れるようなパビリオンや展示館というものはあまり目にして来ませんでした。

そんな中でのこのシンガポールでしたから、余計に心は瑞々しくなります。緑はやはりいいものですね。若い頃には、別にな〜んとも思いませんでしたが(汗)





いや、これはまた再訪してみたいシンガポールパビリオンでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。