みなさんこんにちは。前回からの続きです。

4月13日(日曜日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。9回目となった5月9日(土曜日)の訪問記をお送りしています。
会場に直通する「OsakaMetro中央線 長田駅(大阪府東大阪市)・夢洲駅(大阪市此花区)」にて。

さて、京都と奈良で廃校になり、移築されたレトロな木造校舎のシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater-いのちのあかし」。
そっくりそのまま移築されたこちらの実にエモい校舎を、自由観覧してまいりました。

このパビリオンの目玉というのが、左側のカーテンで仕切られた別棟で行われる「対話シアター」なるものです。


ところで、NHKのEテレで平日朝に放送されている「ザ・ウェーキー・ショウ」という子ども向け番組で先週、これらシグネチャーパビリオンの特集が組まれていました。ちびっ子次女がいつも観ている番組です。7月3日放送。


ここからは「いのちのあかし」がこの番組で取り上げられていた際の様子からお送りしたいと思います。


プロデューサーの河瀨さんも登場。



校舎を自由観覧した後に、本題の「対話シアター」へと向かいます。

シアターは映画館のようになっていて、入場者の中から選ばれた2人が、テーマに沿って自由に対話する、というもの。

なるほど、先ほど自由観覧して来てください、といわれた時間で、候補者4人が話し合って出演するかどうかを決めていたのですね。


この回は、番組レギュラーのメアリちゃんが対話者に選ばれていました。

そして、画面に登場したのは当のプロデューサーの河瀨さん。この回は当たりですね(^o^)


毎日異なるテーマで、
その日、初めて出会う二人が対話する。
来場者全員でそれを目撃する。
スクリーン越しに、
初めて出会う二人の対話者。
対話する二人のうち一人は、
スクリーンの向こう側。
もう一人は来場者の中から、
会場となる対話シアターの手前にある
ホワイエで選出されます。
二人の対話に脚本はなく、
一度として同じ対話はありません。


対話のテーマは、
毎日や人生の発見につながる
184種類の問いかけ。
対話のテーマとなる「問いかけ」は、
毎日変化していきます。
同時にそれは、対話者の二人だけでなく、
それを目撃するすべての来場者にも
投げかけられます。
ひとつひとつの問いかけに対する
「正解」はありません。
きっと答えはひとりひとり違うはずです。
対話を目の当たりにすることで、
あなたは自分自身とも対話し、
当初の答えが変わっていくことも
あるでしょう。
この体験があなたにとっての、新しい世界の
はじまりになることを願っています。
パビリオン公式サイトより。


なるほど、対話の目撃者になる…
そのやり取りの中から、なにを感じてどう捉えるのか。それも、その場に立ち会った人々それぞれ。日常のさまざまなささいなことのテーマをいわば、考えるきっかけを与えられるもの。
いや、これはあっと言う間に時間の10分は過ぎて行きます。他人同士の会話ですから、もちろん自分のそれとは違う。自分ならどう思うか、どうするか。引き込まれるようで、もっと聞いていたくなったのでした。


最後に河瀨さんからのメッセージ。
対話シアターの目的というのは、そういったことなんでしょうね。普段は気にも留めないささいなことなのかも知れないのでしょうが、なんというか、人間の本質の大切さというのはなんなのだろうか、とさえ考えた次第でした。

しかしこのパビリオン…
はじめての入場でしたが、実に奥深いものを感じました。対話シアターがどのようなものなのか想像がつきませんでしたので、機会があればまた訪問して、今度は心して観覧してみたくなったのでした。
シアターを出ますと、さらに別の校舎がそこにはありました。
こちらは、パビリオン入場者以外でも自由に出入り出来るようになっていました。


2階もあるようですね。上がってみましょう。



こちらも、メインシアターとはまた違うものの懐かしい雰囲気でいっぱいです。といいますか
まだ、対話シアターの余韻でほわんほわんしています(汗)



敷地の真ん中に立つ、こちらも廃校から持って来たというイチョウの大木。立派なものです。
対話しかり、そこに込められた人間にとって大切な本質のようなものしかり、この情景は実にしっくりと来ます。
これは、想像以上のいい体験が出来ました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。