「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」その72〜5月9日編③「EARTH MART」中編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日曜日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。9回目となった5月9日(土曜日)の訪問記をお送りしています。




会場南端の「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」に位置するシグネチャーパビリオン「EARTH MART」を訪問しています。

「いのちの循環」をテーマに、放送作家・脚本家の小山薫堂さんがプロデューサーを務める、「食」にクローズアップしたパビリオンです。


さて、最初の展示室の真ん中に、タマゴを模したなんともすごいオブジェを見つけました。



ひとりが一生で食べるタマゴの数、平均28,304個。諸外国と比べても多い部類に入るよう。


天井からぶら下がっていたタマゴは、その数があるのだとのこと。普段、冷蔵庫を開けますと普通に入っていて、そして日常的に食べるとはいえど、こんなになんか、と驚きます。


次に興味深かったのは「世界のレシート」なる展示。世界各国の、日常で購入するものがレシートになって見られるというもの。



チーズ、タマゴ、パン、さまざまな野菜類に鶏・牛・豚肉…これどこの国なんでしょうか。



ウクライナのオルガさん一家の買い物でした。

いま、大変な状況に置かれているお国なのは言うまでもないことですが、スーパーで食材を買い求めるのは、どこのお国でも同じ日常のひとコマ。




世界中どこに行っても、食卓をみなで囲むということは、なにげないささやかなようですが、幸せなこと。それが壊されるとは、わたしなどにとっては耐え難いこと。胸にぐっと来ます。



いや、実に考えさせられる展示ばかりです。



さて、その隣にはなにやらはかりと、食材の入ったカゴが置かれています。スタッフの方からお好きな食材を、はかりの上に載せてみてください、とのこと。どれにしよ。



載せた食材にまつわるエピソードが数字で表されるという。お米は、一粒から500粒が実る。


種籾、ということなのでしょうが。ただ、こうしておむすびにして店頭に並べるとしても、営農されている方々のご苦労があってのこと。

しかし、一粒が500倍までになるとは驚きです。



続いては牛乳。よほど人間は飲むのですね。



さらに水道水。これにも驚くのですが、日本の現状の方が特別なんですね。ありがたいこと。



さらにハチミツ。へえ!これもまったく知りませんでした。ミツバチが一生懸命集めてくれるものを、我々はたくさんの分を集めて頂いている…計り知れません。




なにげなく普段口にしているものの真実もさることながら、日本のことだけに目を向けるのではなく、他の国は、世界はどのような生活を送っているのか。

万博というのは、そういった気づかぬ視点に目を向ける機会なのだとも感じます。






さらに、次回に続きます。
今日はこんなところです。