みなさんこんにちは。前回からの続きです。
4月13日(日曜日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。9回目となった5月9日(土曜日)の訪問記をお送りしています。


会場南端の「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」に位置するシグネチャーパビリオン「EARTH MART」を訪問しています。
「いのちの循環」をテーマに、放送作家・脚本家の小山薫堂さんがプロデューサーを務める、「食」にクローズアップしたパビリオンです。

さて、次室にやって来ました。こちらは先ほどまでとはまた違った雰囲気なんですが…


目の前で寿司を握る職人さん。あれ、どこかで見たことのある。銀座の有名店「すきやばし次郎」の小野さんでした。人間国宝の方ですね。

技術を会得するまでに長い年月を要する名人の腕をどのように伝授するのか、という展示。なんですが、メニューばかりに目が行きます(笑)
回らない寿司屋さんなど行ったことありませんのでm(_ _)m


ここからは、未来の食事についての展示です。ショーケースの中になにやら色鮮やかなお米が並べられているのを見つけます。

といいますか、お米には見えないのですが。

「サラダ米」なるもの。野菜で出来たお米をブレンドしてサラダのように食べられる…なるほど、お米を調理するのではなくすでに味がついている、さらにお米ではなく、料理そのものがお米になっている、という。
こちらは、カルシウムなどの栄養素がたっぷりの「骨太米」と「美容米」。しかし、どのようにして拵えるのか…気になって仕方ありません。





さまざまな趣向が凝らされた冷凍食品群。


いちばん食べたいのは「本当のたい焼き」だったでしょうか。形はたい焼き、中身は鯛めし。
度肝を抜かれるものばかりですが、職業柄、歯の弱い高齢者の方々など、本来の食材を食べたくとも食べられない人も居られるでしょうから。ユニーク商品のようですが、そういった観点からも実現すればヒットしそうですね。


続いては、日本の伝統的な食材と工夫についての紹介展示。





このようにしてあらためて顧みますと、日本食というものは本当に、おいしいだけでなく健康にも資するものなのだなと感じます。



ここいらを拝見していて、見た目もそうですが長い年月を経て伝統の技術といいましょうか。和食というのは、もはや芸術の域にあるのかも知れないなと感じます。日本人に生まれて良かったです。

ところで本展示の最後には、なにやら大きな樽が鎮座しているではないですか。


樽の中には大粒の梅干し。これはいったい。
朝日大阪朝刊 2025(令和7)年6月16日付け 21面(大阪東部・河内地域面)より。


もちろん、来場者が対象だというのですが、この絵馬にメッセージを記してくださいね、とスタッフの方から。


ここまでの展示を拝見して来た正直な感想。

すると「万博漬け」引き換え券を頂きました。閉幕後は場所を移し、25年後まで大切に保管されるのだとのこと。わたしは61歳。

最終の展示室の前に、グッズショップはありました。おっ、食品サンプルがたくさん。居合わせた外国人の方が興味深そうに眺めてはりました。



それにしてもおいしそうです。そればっかり(笑)

最後は、お皿が並ぶテーブルに映像の上映。
今日はこんなところです。