みなさんこんにちは。前回からの続きです。
4月13日(日曜日)に開幕した「2025年大阪・関西万博」。5度目となった21日(水曜日)の訪問記をお送りしています。
大屋根リングの北側、その上半分のパビリオンを順繰りに巡って来たこの日。
それをひとまず「サウジアラビアパビリオン」で打ち止めにして、再び東ゲート方面へと戻って来ました。万博公式サイトより。

大屋根リングから外れて、後方にはすぐ東ゲートがあるところまで離れたところ。

東ゲートを入ってすぐ右手という、万博会場でも屈指な最高の?立地条件に建っているのが「NTTパビリオン」でした。
「PARALLEL TRAVEL」というのがテーマですが、開幕前から、あのPerfumeが先の千里万博と、今回の夢洲万博との55年を未来技術でつなぎ熱唱する内容、と話題になっていました。ぜひ入ってみたかったのですが。
いまさらですがPerfumeは、左から「かしゆか・あ〜ちゃん・のっち」という、3人ともに広島県出身の女性音楽ユニットです。出典①。


しかしこのパビリオン、大変特徴のある外観です。遠くからですと骨組みが目立つのですが、近寄ってみますと、ひらひらと風に舞う布がたくさん。観客の興奮度合いによってこれが強弱動く仕組みなのだそうです。おもしろい。

パビリオンは3つの建物に分かれていますが、はざまのエリアには自由に出入り出来ました。
ではここからは、パビリオン公式サイトより。
建築コンセプト
「感情をまとう建築」
かろやかに、ゆるやかに浮遊するパビリオン
公園のように開かれ、緑、光、空、来館者、散策者、多様な事象が重なる。
糸のような構造体は音を放ち、風によってゆらめく布は日影をつくり、人々をやさしく包み込む。

それらは感動や熱狂と呼応して振動し、パビリオン全体が感情をもった生命体のように蠢(うごめ)く。
人の居方も、自然のうつろいも、感情の機微もデジタルのふるまいも。
多様でありひとつである。
感情を纏(まと)う多種同在の建築。
上空からでしたら、それぞれのパビリオンや展示館はどのように見えるのでしょうか。パビリオン巡りが落ち着いたら、ゆっくりやってみようと思います。リングは一周、約2kmです。

10分ほど待ち、最初の展示室に通されます。ここが「Zone1」。


電信会社、ということもあってでしょうか。
なかなか懐かしい電話がたくさん並べられています。平成も、徐々に遠くなりにけりです。

これ、うちにあった!黒い個体に、おかんがハンドメイドのカバーを取り付けてました。そこまで行くと昭和に遡りますが、懐かしい。

確か、25年か30年くらい前でしょうか。まわりではPHSはみな持っていましたが、携帯は基本料金が高いので、憧れだったという時代。
いまのスマホなど、夢にも見ぬ頃でした。いや、これだけでタイムトラベルです(汗)
ではここからは、こちらの映像展示をどうぞ。
Zone1
コミュニケーションの進化には、こえられない隔たりがある。
テクノロジーの向こう側にある、感情や感覚とは。手紙、電報、電話からインターネットにいたるまで。
通信技術の発達により、私たちは距離を超えて さまざまな人とコミュニケーションすることが できるようになった。
けれどもまだ、つながりきらないものがある。
ことばにならない気持ち。映像や音だけでは伝わらない感覚。
いっしょにいるだけで感じる、気配や空気。
IOWN時代のコミュニケーションはこれまでのテクノロジーが 捉えきれなかったものをもっと大切にしたい。私とあなたと世界のまじわりを、新しい次元へ。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「フリー百科事典Wikipedia#Perfume」)