「2025年大阪・関西万博訪問記」その37〜4月21日編⑩NTTパビリオン訪問 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日曜日)に開幕した「2025年大阪・関西万博」。5度目となった21日(水曜日)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングの北側、その上半分のパビリオンを順繰りに巡って来たこの日。

それをひとまず「サウジアラビアパビリオン」で打ち止めにして、再び東ゲート方面へと戻って来ました。万博公式サイトより。


大屋根リングから外れて、後方にはすぐ東ゲートがあるところまで離れたところ。


東ゲートを入ってすぐ右手という、万博会場でも屈指な最高の?立地条件に建っているのが「NTTパビリオン」でした。


「PARALLEL TRAVEL」というのがテーマですが、開幕前から、あのPerfumeが先の千里万博と、今回の夢洲万博との55年を未来技術でつなぎ熱唱する内容、と話題になっていました。ぜひ入ってみたかったのですが。

いまさらですがPerfumeは、左から「かしゆか・あ〜ちゃん・のっち」という、3人ともに広島県出身の女性音楽ユニットです。出典①。


今日、ここまで巡って来た海外パビリオンとは異なり、企業パビリオンのうちに入ります。なんと幸運なことに、事前の空き枠先着予約が取れました。ありがたいこと。



しかしこのパビリオン、大変特徴のある外観です。遠くからですと骨組みが目立つのですが、近寄ってみますと、ひらひらと風に舞う布がたくさん。観客の興奮度合いによってこれが強弱動く仕組みなのだそうです。おもしろい。


パビリオンは3つの建物に分かれていますが、はざまのエリアには自由に出入り出来ました。

ではここからは、パビリオン公式サイトより。


建築コンセプト
「感情をまとう建築」
かろやかに、ゆるやかに浮遊するパビリオン
公園のように開かれ、緑、光、空、来館者、散策者、多様な事象が重なる。

糸のような構造体は音を放ち、風によってゆらめく布は日影をつくり、人々をやさしく包み込む。


それらは感動や熱狂と呼応して振動し、パビリオン全体が感情をもった生命体のように蠢(うごめ)く。

人の居方も、自然のうつろいも、感情の機微もデジタルのふるまいも。
多様でありひとつである。
感情を纏(まと)う多種同在の建築。



その奥が、最初の展示室兼待ち列でした。


そういえば、今日もあれほどパビリオンを巡って来た割には、大屋根リング自体にはあまり上っていないことに気づきます。

上空からでしたら、それぞれのパビリオンや展示館はどのように見えるのでしょうか。パビリオン巡りが落ち着いたら、ゆっくりやってみようと思います。リングは一周、約2kmです。


10分ほど待ち、最初の展示室に通されます。ここが「Zone1」。



電信会社、ということもあってでしょうか。
なかなか懐かしい電話がたくさん並べられています。平成も、徐々に遠くなりにけりです。


これ、うちにあった!黒い個体に、おかんがハンドメイドのカバーを取り付けてました。そこまで行くと昭和に遡りますが、懐かしい。


その隣には、普及しはじめた頃の携帯電話。
確か、25年か30年くらい前でしょうか。まわりではPHSはみな持っていましたが、携帯は基本料金が高いので、憧れだったという時代。

いまのスマホなど、夢にも見ぬ頃でした。いや、これだけでタイムトラベルです(汗)
ではここからは、こちらの映像展示をどうぞ。



Zone1
コミュニケーションの進化には、こえられない隔たりがある。
テクノロジーの向こう側にある、感情や感覚とは。手紙、電報、電話からインターネットにいたるまで。

通信技術の発達により、私たちは距離を超えて さまざまな人とコミュニケーションすることが できるようになった。
けれどもまだ、つながりきらないものがある。
ことばにならない気持ち。映像や音だけでは伝わらない感覚。



いっしょにいるだけで感じる、気配や空気。
IOWN時代のコミュニケーションはこれまでのテクノロジーが 捉えきれなかったものをもっと大切にしたい。私とあなたと世界のまじわりを、新しい次元へ。


ここだけで、すでにエモい気持ちになります。ひとえに、すべて実体験していましたし、その時々の思い出もあるから、なのでしょうね。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「フリー百科事典Wikipedia#Perfume」)