春まだ浅き韓国ソウルをひとり旅2025〜その22 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

先月中旬、頂いた連休で実に14年ぶりの韓国・ソウル周辺をひとり旅した際の道中記をお送りしています。




ホテル最寄りの「東大門歴史文化公園駅(동대문역사문화공원 Dongdaemun yeogsa munhwa gong-won yeog トンデムンヨッサムンファゴンウォンヨク、ソウル特別市中区)」から10分ほど。

紫がラインカラーの5号線で到着したのは「光化門駅(광화문역 Gwanghwamun yeog、クァンファムンヨク、ソウル特別市鐘路区」でした。



ハングルに併記された英字表記で、最寄りには広場があったりメトロの相談室があったり、などとわかります。



前回、14年前には訪問したことのなかったエリアですが、一度訪れてみたかったところがありました。


 
目的地は、4番出口に直結していました。



意外に人通りは少ないのですが、壁面を見ると詩歌ですね。笑顔があったり、花があったりと和むのですが、惜しむらくは読めないこと。



幸せ。仕事が出来る幸せ、そして、帰る家庭があるという幸せ。言葉が違っても、普遍的なことはどこに行っても変わらないもの。胸に染み入るものがあります。



突き当たりにあった「教保文庫 光化門店(ブックセンター)」がその目的地なのでした。

韓国では大手の書店で、その中でもこちらのブックセンターはソウル市内で最大の規模を誇っている、と調べて知りました。


もともと本屋さんをうろうろするのは好きなのですが、それが異国のものだというとなおさらです。英字表記を頼りに、数多くのジャンルに分類された店内をぶらぶらと見て回ります。


地下街から入ったこのあたりが最もにぎわっているよう。



おっ、ガイドブックがたくさん平積みされています。日本でいう「地球の歩き方」に相当するのでしょうか。


その中に見つけた「OSAKA」のガイドブック。ぱらぱらとめくるのですが、見慣れた大阪の名所がずらりと並んでいますので、なにやら不思議な感じがします。


気になったのは、OSAKAといいながら取り扱うエリアのなんと広いこと。

姫路や高野山はさすがに大阪ではありませんが、こちらでいう「関西」という括り方は、なかなかわかりにくいのかも知れません。現地にお知り合いなど居れば、聞いてみたいところですが。 



ところで、このブックセンターに行きたかった理由は、現地の地図がほしかったからでした。複数の中から吟味して、無事に購入。25000ウォン(約2500円)。道路地図でした。



当たり前ですが、ハングルオンリーの表記。しかし地図自体はなんぼ眺めていても飽きないので、これはありがたいもの。


ただ、地図記号の凡例などは日本と通じ合うものがあったりしますので、興味深いものです。



1時間ほど店内を巡り、地上に出てみます。
ブックセンターの真上には高層ビルが建っているのですが、これが「教保生命ビル」。書店は、もともとは生命保険会社なのでした。



さて、目の前には実に広々とした光景です。
引きも切らぬクルマの行き来の先に、特徴のある形の山。そのふもとには宮殿と思しき建物がわかります。

「景福宮(경복궁 Gyeongbokgung キョンボックン、けいふくきゅう。ソウル特別市鐘路区)」でした。朝鮮王朝時代の宮殿で、近年では復元が進められているという、ソウルの観光名所のひとつです。

この敷地の奥には、2022(令和4)年まで「青瓦台(청와대 Cheongwadae チョンワデ、せいがだい)」と呼ばれる大統領府がありました。移転したことは日本でもニュースになっていましたが、このあたりは韓国政治の中心地。韓国観光総合サイト「KONEST」より。


歴史的にも重要なところだと、このあたりの重要度がわかります。

次回に続きます。

今日はこんなところです。