みなさんこんにちは。今日の話題です。

NHK大阪ローカル、夕方のニュース番組「ほっと関西」2025(令和7)年2月25日放送より。


今日で「2025年大阪・関西万博」開幕まで残すところ、あと44日。
25日、全国知事会会長を務める村井宮城県知事らが総理官邸を訪問、石破首相に万博開催の機運醸成への取り組みを陳情した…というニュースでした。

まさか、石破さんもこのような土壇場のタイミングで機運醸成をという陳情があるとは、というのが本音なのかも知れませんが。
ご自身も、先の千里万博を実際に訪問、体験したという話しをされていましたので、石破さんのお力に期待したいところでしょうか。


続いてのニュースは、当日券の発売と、万博IDの取得なしで購入出来るチケットの発売が決まったというもの。
先日、2月24日(月)の記事でも触れましたが万博専用アプリでの使用で、事前予約を行うことで「並ばない万博」を目指していた、今回の「大阪・関西万博」。

しかしながら、数ある入場券の差異も然り、購入や日時予約には「万博ID」なるものを事前に登録する必要がありました。
その上で、購入したチケット番号とIDとを紐づけるシステムが煩雑と言われ、これが入場券の販売予定数の半分にも及ばない要因、とも噂されていたのでした。

すべてを事前に済ますことで並ばずに入場、という試みは斬新なことなのでしょうが、結局、当日券の発売が正式に追加決定。専用窓口を設けて、対面での発売になるようです。

他にも、くだんの「万博ID」を取得せずとも購入出来る、いわば「簡易版チケット」の発売も合わせて決定。

入場日時の変更や、パビリオン・イベントなどの事前予約は不可ということですので、予約なしでふらっと入れるようなパビリオン・展示館群が目当てな層には、これは良さそうです。
というか、QRコードを読み取るだけで入場出来るこのシステムの方が、最初からわかりやすくて良かったように思うのですが…


さらに、これも先日記事でも触れた「通期券(フリーパス)」。大人1名30,000円。フリーパスとはいえ、入場可能時間が午前11時からだったり、閉幕10日前からは利用不可、とさまざまな制約がありました。
博覧会協会からはそれらの制約をすべて撤廃、加えて4・5月に入場する利用者を対象に、2割引の24,000円で発売する、ということも発表されたのでした。


う〜ん、そうなると通期券の購入にも悩むところです。ただ、すでに定価の30,000円で購入している人には、どないすんのん?という素朴な疑問も出て来ます。
おそらく購入されている方々は「コアな万博ファン」なのだろうと思われますが、切羽詰まったという現況では、そういった層をなおのこと大事にしなければならないのでは、と要らんことかも知れませんが、心配にもなります。


夢洲会場では、開・閉幕式を挙行する「EXPOホール・シャインカット」が公開。
テレビニュースでも見ましたが、なかなか立派なもののように感じました。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年2月26日付 28面(社会面)より。

ただ気になるのは、会場内のパビリオンや展示館などの具体的な情報がまだ少ないこと。これが少しずつでも明らかになれば、関心も高まるのではないかと思うのですが。
今日はこんなところです。