2025年大阪・関西万博開催!その62〜「大阪マルビル」跡地に万博シャトルバスターミナルが完成 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



「2025年大阪・関西万博」開幕まで51日。


大阪湾の会場「夢洲(ゆめしま)」アクセスのひとつとして運行される、シャトルバスのターミナルが大阪駅前(梅田)に完成した、というニュースを目にしました。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年2月19日付け 31面(社会面)。 



駅でいうと「OsakaMetro四つ橋線 西梅田駅」や「阪神大阪梅田駅」の真上付近。道路を渡れば「JR大阪駅」という、梅田界隈でも特に便利な西梅田の中心部です。グーグル地図を加工。


発着する場所としては、これ以上ないほどの便利なところに目をつけたのだなと感じます。



ところで、新設されるというバスターミナルをさらに拡大してみます。


西側には「ヒルトン大阪」があるのが目立ちますが、グーグル地図ではその敷地内にクレーンの林立する、円形の建築物が見て取れます。




近年再開発が進み、梅田では高層ビルが次々と立ち並ぶようになって久しいものですが、JR駅前のバスロータリーから、身を隠すようになってしまった茶色のビルがありました。


大阪梅田のシンボル「大阪マルビル」です。


長年にわたり親しまれた、さまざまなテナントの入る、梅田を代表する名ビルでした。2023(令和5)年10月撮影。



一昨年にも記事にしたことがあったのですが、老朽化著しかったこの「マルビル」を建て替える間、万博直通のシャトルバスターミナルをここに建設する、という計画が今回、実現したのでした。2023(令和5)年11月1日アップ。




同日、関西の各局でもニュースになっていました。NHK大阪「ほっと関西」2025(令和7)年2月19日放送より。



バスターミナル全景。会期は半年ですので、簡素な印象を受けます。右奥はヒルトン大阪。



2023(令和5)年10月、同じ場所から。マルビルは下部から解体中。大規模なタワレコが入っていて学生の頃から幾度も通った思い出がありましたので、これは寂しい思いでした。



ニュースを見る限り、面影はまったくなくなってしまいました。


あれだけ、存在感のあったビルでしたので。



待合室の様子。やはり簡素な感ですが、おっ、オブジェがあるではないですか。



パビリオン建設の端材を使って、万博スペシャルサポーターの俳優・青木崇高さんが手がけたものだとのこと。これはなかなか大作です。


朝ドラ「ちりとてちん」ではじめて知った方ですが、優香さんのご主人ですね。余談でした。




乗り場に停車していたのは「京阪バス」だとわかるのですが、これがメインで運行されるのでしょうか。

京阪は梅田以外にも「中之島駅(同)」を沿線からの結節点にして、会場へのシャトルバスを走らせることがすでに決まっています。京阪バスホームページより。


万博入場券と一日乗車券のセット企画乗車券の発売、京都方面へ直通する臨時特急を「中之島駅」へ運行させるなど、在阪5私鉄の中で殊に京阪電車は万博輸送に対しては、なかなか力が入っているように感じます。京橋にて。


シャトルバスは予約制で、片道1000円。

建設中の「淀川左岸線」を活用することで、約30分で夢洲の会場まで行けるのだとのこと。



会場の「夢洲」に直接乗り入れる「OsakaMetro中央線」が注目されていますが、最大のターミナル・梅田へは乗り換えを要しますので、需要はありそうです。あとは、やはりPRと関心度をどうするのか、でしょうか。



この種のシャトルバスは、梅田以外でも各方面に走る計画が発表されています。万博自体も気になりますが、そちらの方もどのような運行形態になるのか。続報を待ちたいと思います。


今日はこんなところです。