みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「2025年大阪・関西万博」開幕まで80日余り。19日、大阪湾に浮かぶ会場の人工島「夢洲(ゆめしま)」に直接乗り入れる唯一のアクセス鉄道「OsakaMetro中央線」が延伸開業。これに初乗りした際の様子をお送りしています。
さて、長田から乗車すること30分ほど。
これまでの終着駅「コスモスクエア(大阪市住之江区)」を出発しますと、車内はがら空き。
沿線に「インテックス大阪」や「ATC」などがある「南港ポートタウン線(ニュートラム)」に乗り換える乗客が多い「コスモスクエア」ですが、造成中の夢洲に足を運ぼうとするのは、わたし含めて乗り鉄の人々のみの様子です。
咲洲の中心部を走る「ニュートラム」。「トレードセンター前〜中ふ頭間(同)」。
人工島の「咲洲」から「夢洲」へは「夢咲トンネル(延長2138m、海底部は806m)」という海底トンネルを通ります。グーグル地図を加工。
2009(平成21)年8月に道路区間はすでに開業していて、将来鉄道路線を敷設することも想定し、ある程度の準備工事も施されていました。
それゆえ、2018(平成30)年秋に今回の万博開催が決定し、わずか5年あまりを経て唯一、間に合った鉄道インフラなのでした。コスモスクエアにて。本年1月11日撮影。
とはいえ、コスモスクエアから地下区間の連続ですので、なんの変哲もないトンネルです(汗)


到着した列車から。壁面は緑のビームのよう!
「中央線」のラインカラーが緑がゆえ、駅名標も合わせてこのデザインにしているとのこと。

いや、他のOsakaMetroの駅にはないデザインです。これはかっこいい。別世界のようです。


乗車して来た列車は、留置線に引き上げることなくすぐに折り返し。「学研奈良登美ヶ丘ゆき(奈良市)」に変わります。
「学研奈良登美ヶ丘駅」は「OsakaMetro中央線」と相互乗り入れする「近鉄けいはんな線」の終着駅。ヤフー乗り換え案内アプリより。
京都府境にも近いところですが、この夢洲からは所要時間なんと1時間。ちょっとした小旅行です。ヤフー乗り換えアプリより。

次回に続きます。
今日はこんなところです。