2025年大阪・関西万博開催!その53〜ついに開業!「OsakaMetro中央線 夢洲駅」その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



「2025年大阪・関西万博」開幕まで80日余り。19日、大阪湾に浮かぶ会場の人工島「夢洲(ゆめしま)」に直接乗り入れる唯一のアクセス鉄道「OsakaMetro中央線」が延伸開業。同日、これに初乗りした際の様子をお送りしています。



いよいよ、到着した「夢洲駅(大阪市此花区)」を探索しています。
日曜日とは言えど、朝の8時代ですので列車はひっきりなしにやって来てくれるありがたさ。

隣の2番線に相互乗り入れ先の「生駒ゆき(奈良県生駒市)」がすでに発車待ちをしていました。最短2分30秒間隔で増発するという、万博での観客輸送のために大量増備された「30000系」です。閉幕後には「谷町線」に転属することが決まっています。



メトロの警笛は、実に耳触りが心地良いもの。



さて、生駒ゆきが発車して行った地下のコスモスクエア方を観察してみます。シーサスクロス(両渡り式のポイント)が見えました。


先ほど、到着した1番線側。



2番線からのシーサスクロスが右側から交わりますが、その奥はなにやら複雑な様子。


上下線の中間に引き上げ線があるような?




駅構内、壁面に当たる部分はホームドア含め、ブラックで統一されています。

その中間に「中央線」のラインカラー、緑色の照明が真っ直線に組み込まれているもの。さながらハイビームな様相はこれでした。スタイリッシュな印象です。


これはかっこいいですね。OsakaMetroといわず他の鉄道駅でも見たことがないもの。


ホームは島式(線路を川や海に、ホームを島に見立てた鉄道用語)1面2線。

想像よりかは狭い感を受けますが、観客が押し寄せるであろう、会期中はどうか。これからのチケットの売れ具合にかかっています(汗)



この屋根部分には、折り紙をイメージしたという、シルバー地のこのデザイン。よく考えられています。わたしも写ってますが(苦笑)



そして、新路線ゆえホームドアは完備。OsakaMetroの場合ですと、これに路線図が併記されています。向かって左は中韓バージョン。


「中央線」に乗っていていつもほぉ〜っと感じるのは、これまでの終着駅「コスモスクエア」の中国語表記(簡体字)。「宇宙広場」!



もとよりこれまで列車の行き先になっていましたし、見慣れ聞き慣れていましたので、違和感はないのですが。

ただ、和製英語ですので直訳すると…ですね。仮称駅名は他にもありそうな「海浜緑地」でしたから、差別化としては良かったのでしょう。コスモスクエア、高井田にて。余談でした。



そのようなことを考えながら、2線あるホームをいちばん最後尾まで歩いて来ました。

カメラを構える人、自動放送を採る人、あちこちで開業初日の独特な雰囲気が漂います。



1番線の終端部を望む。いかにもここが終着駅です、と主張するかのような終端部ですが、実はこの「夢洲駅」から先にも、鉄道の延伸計画は存在しているのでした。

大阪ベイエリアには「咲洲」「夢洲」「舞洲」という、3つの人工島があるということは先日記事でも触れましたが、これらと市内とを鉄道で結ぶ「北港テクノポート線」という計画が、実は20年以上前からありました。


長年塩漬けにされていましたが、今回の万博開催を期に「コスモスクエア〜夢洲間」が開業。残すは「夢洲〜舞洲〜新桜島間(4.3km)」。

海底トンネルをさらに2区間、掘削する必要があるなど、事業化の目処は立ってはいませんが、万博閉幕後に「IR(統合型リゾート)」が開業することになっていますので、果たしてどうか、というところでしょうか。



開業したばかりのこの夢洲駅から、大阪のスポーツのメッカ・舞洲、USJにもアクセス出来るようになるのでしょうか。妄想は果てません。

次回に続きます。
今日はこんなところです。