JR西日本「乗ってみよう北陸 WEB早特きっぷ」で行く北陸新幹線と越中富山を乗り鉄の旅〜その15 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。



ただいま「雨晴海岸(あまはらしかいがん、富山県高岡市)」。富山湾を北西に沿うように延びる、万葉の時代から風光明媚な名所として知られている観光地を訪問しています。


富山の食材で満ち溢れた、おいしいオムライスカレーを道の駅で満喫したところですが、そろそろ先へ進みたいと思います。



再び、線路と富山湾との美しい取り合わせを愉しみながら、陽射しのもと歩くこと5分ほど。


「雨晴駅(同)」に戻って来ました。
行きは、乗り合わせた乗客が溢れていて慌ただしかったので、ゆっくりとこのレトロな設えの駅舎を、観察してみたいと思います。


駅舎内。上下とも列車の到着まではまだ時間があるようで閑散としたもの。いい雰囲気です。手作りの観光案内所が併設されているのが、名所らしいところでしょうか。



しかし、行きには気づかなかったのですが。待合室から、ホームを望んだこの風景たるや。


いや、これは絵になりますね。これほど海の近いだとは。夏の「青春18きっぷ」のポスターに出てきそうです。


発着する「氷見線(ひみせん)」は単線ですが、上下列車が行き違い出来る構造とわかります。高岡方面は、駅舎から構内踏切を渡った向こう側(左側)。


くだんの踏切を渡る。あれ、気になるものが。



踏切から氷見寄りに、上下線ともにさらに延びるホームがあるではないですか。見たところ、2、3両分はありましょうか。


2両編成のディーゼルカーの「氷見線」ですが、昭和時代はそれより長い編成の旧型客車を、ディーゼル機関車が引っ張っていたという路線(いつもおいでくださるpumiponさん、ご教授ありがとうございましたm(_ _)m)。

おそらくはその頃、4、5両の客車が停車出来るように設えられていたのでしょう。歴史の移ろいを感じるものです。




下に目をやりますと、ここだけまるでタイムスリップしたかのよう。レールを直交して支える「枕木」といいますが、コンクリート製でない本当の木製のものを見たのは、久しぶりです。


さて、乗車する高岡ゆきが近づいて来ました。やはり、行きと同じタラコ色のキハ40形ディーゼルカー。これも、絵になります。


海岸からの絶景に、昭和に戻ったかのような懐かしい駅風景。名産がたくさんのオムカレーも実においしかった、雨晴海岸を後にします。

次回に続きます。
今日はこんなところです。