JR西日本 全線完乗への道!その36「北陸新幹線 金沢〜敦賀間延伸開業」と北陸富山を乗り鉄の旅 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。



ただいま「敦賀駅(福井県敦賀市)」。
大阪から「特急サンダーバード」で到着し、直上のホームから発着する「北陸新幹線 つるぎ」に乗り換えをする、というさなかです。


さて、いよいよ3階の新幹線ホームに上がって来ました。やはり広々とした構内です。


11番線で発車待ちしているのは、8:31発「つるぎ4号 富山ゆき」。これに乗ることにしています。まだ15分ほどありますので、じっくり探索が出来ます。


しかし、エスカレーターで上がったところから広がる、この木目が美しい床面。船の甲板をイメージしたものだとのこと。さすがに港町ですが、このようなものは見たことがありません。


新幹線駅は、ホーム面4線という構造。
これが基礎になっているので、最下段の1階在来線特急ホームも、広々としていたのですね。



ホーム最後尾、南端部に向かいます。



これが「北陸新幹線」の終端部。
車止めがふたつ見えますが、将来的にはこの先にもさらに、線路は延びて行きます。

左に分岐するのは、車両基地への連絡線。


今春、この敦賀まで延伸開業した「北陸新幹線」。本来の計画はさらに南西へ進むものです。


先日のことですが、敦賀から先の延伸区間の路線概要がようやく発表されました。

終着は「新大阪駅(大阪市淀川区)」出典①。


小浜を出ると、しばらくは地上区間を走りますがすぐにトンネル。

「小浜駅(同小浜市)」に新駅が建設されます。


小浜からは南に進行方向を変えて、京都府北部の山岳地帯を長大なトンネルで抜けます。




そして「京都駅(京都市下京区)」に到着。
ここで「東海道新幹線」やJR各線などと接続が図られます。


しかしながら、京都駅付近ではまだルートは正式に決定されておらず、三案が示されました。

京都駅を南北、または東西に通り、地下深くに駅をつくる二案。


もうひとつは、在来線(JR京都線)で2つ大阪寄りの「桂川駅(同南区)」付近に新駅を設けるというもの。

桂川は開業して間もない駅ですが、路線バスの拠点になっており、イオンモールも至近にあるなど近年、発展著しいところ。混雑の激しい京都駅から離れているのは、これも一案ですね。


京都駅からは南下し、大阪府との境に近い「松井山手駅付近(京都府京田辺市)」にも新駅を設置。ここは関西文化学術研究都市(関西学研都市)に近い、新興住宅街の真ん中です。



不定期にお送りしている「大阪モノレール 延伸への道!」シリーズで登場、モノレールと直交する「JR学研都市線(片町線)」の「松井山手駅」が接続する、という計画です。

地元路線から新幹線に乗り換えが出来るとは。夢のような話しです。東大阪市内にて。


敦賀から大阪方面への延伸については、先ほど触れた7年前に、小浜・京都ルートと正式に決定してはいます。

しかしながら、さまざまな事情で着工はいまだなされていません。



この、行き止まりの先は果たしてどこへ向かうのでしょうか。
本当に、計画通り新大阪までやって来るのか。



この敦賀発着は、あくまで暫定的なもの。
敦賀から大阪までつながってはじめて全線開業になりますし、大阪や京都から見ると、そこまで開業してこそ路線の意義も見い出せるもの、とも思えます。



さて、それは置いといて!いよいよ「北陸新幹線」延伸開業した区間の初乗りです。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

(出典①「JRTT 鉄道・運輸機構」ホームページ https://www.jrtt.go.jp/