JR西日本 全線完乗への道!その37「北陸新幹線 金沢〜敦賀間延伸開業」と北陸富山を乗り鉄の旅 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


今春あらたに開業した「北陸新幹線 金沢〜敦賀間」に初乗りかたがた、開業に合わせて限定発売されたチケットレス企画乗車券「乗ってみよう北陸 WEB早特21」なるきっぷで、富山周辺を日帰り乗り鉄した道中記をお送りしています。


ただいま「敦賀駅(福井県敦賀市)」。
大阪から「特急サンダーバード」で1階在来線特急ホームに到着し、2階乗り換えコンコースを経由。直上の3階ホームから発着する「北陸新幹線 つるぎ」に乗り換えるというさなかです。


11番線で発車待ちをしていた、乗車予定の「新幹線 つるぎ4号」は目の前です。

「サンダーバード」を降りてからここまで、寄り道を除くと5〜6分くらいだったでしょうか。サイン類もわかりやすかったですしやはり、乗り換え動線をよく考えられているなという印象です(所要時間は条件によると思われますが)。


さて、いよいよ敦賀から発車する「北陸新幹線」に初乗りする時がやって来ました。ヤフー乗り換え案内アプリより。


今春、延伸開業した区間(わたしの未乗区間でもある)は「金沢〜敦賀間」ですが、その間を各駅停車で運転するという「つるぎ4号」です。

富山ゆきですので、以前まで運行されていた在来線「サンダーバード」の代替えと言えます。富山までは1時間20分ほどかかりますが、開業区間をじっくり観察するのには、もって来い。



金沢まで約125kmの初乗り旅がはじまります。
長年にわたり「サンダーバード」や、前身の「雷鳥」で幾度も行き来した北陸路。

果たして、新幹線に生まれ変わった沿線はどのような様子なのでしょうか。出典①。



定刻の8:31、高架の敦賀駅を発車。
かつての「北陸本線」がしぱらく並行しているはずなのですが、車窓はまったく異なるのに驚きます。やはり、景色は良さそうです。

気になる車内チャイムは「北陸ロマン」。大阪から乗って来た「サンダーバード」と同じです。


しかしながらその後に続く自動放送は、JR東日本の新幹線でおなじみの、元フジテレビアナウンサーの堺正幸さんによるもの。チャイム以外はJR東仕様なんですね。新鮮です。


10号車の様子。
3〜4人の乗車らしくがらがらでしたが、列車はすぐに長いトンネルに入ります。県内、嶺北と嶺南を分かつ「新北陸トンネル(19,760m)」。

在来線の「北陸トンネル(13,870m)」がそれとの対ですが、新幹線を敷くために、あらたに西側に掘削されたものです。



先日までお送りした、北東北から東京に出て、金沢経由で超大回り帰阪した道のりの旅の記事でも触れたのですが、目の前には「トランヴェール」「西Navi」と、JR東・JR西双方の広報誌が仲良く並ぶのも、北陸新幹線ならでは。


東京や大宮、高崎や長野方面から北陸三県に直通するようになった訳ですから、利便性という点では飛躍的に良くなったに違いありません。

反対の京都・大阪側も、延伸開業が待ち望まれるのは言うまでもないのですが。いつのことになるのやら、です。


快晴の眩しい陽射しを浴びながら、列車は「新北陸トンネル」を抜けました。いよいよここから、本格的に北陸路に入るというところ。


次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「鉄道・運輸機構」ホームページ)