大阪モノレール 延伸への道!その77〜東大阪市方面への延伸工事を定点観測 2024年8月前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について少しはさませて頂きます。万博記念公園(大阪府吹田市)にて。


延伸予定区間は「門真市(同門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。大阪モノレールホームページより。


事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。


さて、毎度の探索のスタート地点「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、大阪府東大阪市)」の建設予定場所から、8月に入った最近の工事の様子をお送りします。まずは①地点

画面端で左から中央奥(東西)に横切るのは「JR学研都市線(片町線)」。これに南北で直交するのが高架に「近畿自動車道(近畿道)」と地平の「府道大阪中央環状線(中環)」。


目の前の中環は、上下線の間に近畿道を挟むという広い幅員。これを渡ります。


②地点。中洲に当たる地点、近畿道の東側に沿う形でモノレール本線が敷かれることになっています。2本の支柱はすでに完成し、地平の事務所などは春先には撤去されていたのですが。



おっ、工事看板があたらしいものに変わっています。それも「鴻池新田駅(仮称)駅舎建設工事」と、しっかりと記されています。


小型クレーンを搭載したトラックに、奥にはユンボがそれぞれ一台ずつ留め置かれているのは前回と変わらず。

ところで冒頭でご覧頂いた地図では、JR高架手前(南側)に駅舎が設置される描かれ方をしています。


しかしながら、ここに設置される駅にはホームだけではなく、駅から地上、さらに「JR鴻池新田駅」と徒歩連絡するためのペデストリアンデッキも併設されることになっています。

②地点のここはJR高架の北側に当たりますが、ひょっとすると、この歩道を代替するような東西連絡の通路が出来るのかも知れません。


それを証左なのでしょうか、中環南ゆきはさらに車線が制限されていました。右折レーンが完全に封鎖されて、追い越し車線からの右折にあらためられている様子。



ここで、中環南ゆきから右折するクルマはあまりないので支障はなさそうではありますが。本線の混雑は、しばし続きそうです。



③地点。JR高架から少し進んで北方向に、一級河川の「寝屋川(ねやがわ)」を渡ります。その中洲に当たる地点、近畿道の東側に沿う形でモノレール本線が敷かれることになっています。

 

寝屋川を渡った④地点
門真市駅方面へ向いたところですが、地平の中環と高架の近畿道にはさまれた細長い敷地に、モノレール高架が建設されています。相変わらず、交通量は多いです。



さて、さらに北方向に進み、⑤地点
いつもの「大東市(だいとうし)」との境までやって来ました。ここから南側がおらが街。


しかしながらここに来て、工事現場が前回までとはなにか様子が違います。ちょっとばかり、大東市に越境してみることにします。



すでに完成している支柱の真横が、いまだに高い塀で囲われているのも変わらずなのですが、作業員の方の姿がちらほらと見られます。


⑥地点。なんと、その傍らに工事事務所が新設されているではないですか。


大東との境界に当たるこの場所の支柱は、早くも昨春には完成していたのですが、そこから北側、「府道大阪生駒線(阪奈道路)」との交点はまだなにも手づかずのまま。

こうなりますと、すでに林立している支柱がさらに北方向(門真市駅)に延びるということになりましょうか。気になる動きです。


①地点に戻り、引き続いてJR高架の南側も見て参りたいと思います。先月に引き続き、動きはやはりこちらの方にありました。


JR高架をくぐった⑦地点。駅舎からペデストリアンデッキ経由でバスロータリーと、タクシー乗り場が設けられる場所。ここも変化はなし。



しかしこのJR高架南側では、実に驚くべき大きな動きがありましたわたしが物心ついた時からここ一帯にあった「あれ」が、なんと姿を消していたというのです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。