みなさんこんにちは。前回からの続きです。



断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面への南伸事業(2029年度開業予定)について取り上げています。大阪モノレールホームページより。



延伸予定区間は「門真市(大阪府門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」の8.9km。



事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。



「仮称・鴻池新田駅(大阪府東大阪市)」が設置される予定地から、南側へと進んでいます。 

 ⑦地点。JR高架の南側へとやって参りました。



地上の「府道大阪中央環状線(中環)」南ゆきと高架の「近畿自動車道(近畿道)」の細長い空間が「仮称・鴻池新田駅」の予定地なのですが…


このあたり、まるで様相が一変しているではないですか!それも、春先からの間にです。




同じ場所、昨年(2023年10月)定点観測。

「仮称・鴻池新田駅」予定地のここは、長年にわたって放置されて来た土地でした。


おそらくは、先の「大阪万博(1970年)」開催に当たり、この中環が建設された時から、まったくの未活用地だったようです。



ここは、少なくともわたしが物心ついた頃(40年以上前)から、背の高い雑草が深々と生い茂る荒れ放題の雑木林でした。

通るたび、いったいなにがあるんやろう、なんに使うんやろう、と不思議に思っていたものです。4月、JR車中より。


これが、ついにすべて取り払われた、というのです。わたしにしてみれば、衝撃的なこと。

見違えるかのよう。結局、ポンプ栓らしきもの以外は、なんにもなかったんですね(苦笑)




しかし、これほど広い土地だったとは。



さらに南へ⑧地点
「河内寺島東」交差点に出て来ました。

中環が混雑する原因というのはここで東西(画面では左右)に交差している「府道168号線(石切大阪線)」だということは、以前の記事でも触れたところ。交通量はいずれも多数です。


中洲に当たる⑨地点
くだんの雑木林は、ここが南端でした。

駅舎予定地ということで、車線を2つも制限しての用地確保がなされています。従って、終日混み合うという場所。



JR高架と、その向こうに二本建つ支柱がはっきりと見えるようになりました。先ほども触れましたが、個人的には大変に衝撃的な光景です。


こんなにすっきりと整えられるだとは。



再び、⑧地点に戻ります。


⑩地点。横断歩道を再び渡り、少し南側から。


ここでもすでに支柱建設がはじまっていましたが、これまで定点観測して来た中で、支柱の建設では見たことがないような、なんとも堅牢な足組みです。




単独で立つ支柱ではなくて、駅舎本体に関わるもの?なのでしょうか。また気になるものが現れました。




⑪地点。中環沿いに戻り、さらに南下します。
近畿道からの流出路と本線の間を縫うように本線路は延びて行くのですが、その間隙にもあらたな支柱建設の骨組みが出来つつありました。

すでにある近畿道の高架を超えるものですので、高さはそれなりにしなければなりません。


次回に続きます。
今日はこんなところです。