みなさんこんにちは。前回からの続きです。
暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。

北東北から東京へ。そして金沢から「北陸新幹線」と「特急サンダーバード」に乗る超大回り帰阪の途。いよいよ最終盤に旅は入りました。
金沢からは「特急サンダーバード50号 大阪ゆき」車中の人です。
滋賀県に入った「湖西線」から遅れはじめ、京都駅は23:16発、16分遅れでの発車。


京都を出てから10分ほどで到着したのは「高槻駅(たかつきえき、大阪府高槻市)」。ちょうど京都・大阪両都市の中間点に当たります。
新快速が停車する拠点駅ですが、数年前からは朝夕にはこの「サンダーバード」はじめ、座席指定の特急も停車するようになりました。
北陸方面からの出張帰りなどでは、高槻に停まってくれるのには、沿線の方々にしてみれば便利なはず。利用客の多い「JR京都線」ですし。
高槻を出発。遅れてはいますが、快調に闇夜を終着駅・大阪に向けて飛ばします。吹田あたりで「北陸ロマン」に続き、新大阪到着放送。
さすがに大都会といいますか、この時間でもホームには人影がぱらぱらながら見られます。こんな遅い時間に出歩かないので、驚きます。
新大阪までは快調に飛ばしていたのですが、なぜかなかなか発車しません。無線の声がかすかに聞こえますので、なにかあったのか。結局、3分ほど停車し、23:42頃にゆっくりと発車。
続く到着放送で、その理由がわかりました。
遅れているがために到着番線を変更するのと、本来のダイヤで接続するはずの列車の確認をしていたよう。乗務員さん、最後まで大変です。

「サンダーバード50号」は定刻では大阪23:28着。出典①。

これに12分待ちで「新快速 姫路ゆき(JR神戸線)」が接続。所定では、23:40発。
西明石から先の加古川、姫路方面には最終列車というもの。この接続がないのはえらいこと。

さらに本来でしたら、平行移動だけで済む3番線から発車するものですが「サンダーバード」の到着番線は、線路をはさんだ4→5番線へと変更となることに。
いずれも、乗り換え客を待ってからの発車になる…とのこと。この調整をしていたんですね。
わたしも、地元駅まで間に合うのかという問題を抱えていることを、ふと思い出しました(汗)


そして、ついに大阪駅到着。結局17分遅れで、23:47の到着。もう日付けが変わりそうです。

新快速はちゃんとまってくれていました。

長い、長い2日間の旅が終わりました。
殊に、金沢から乗る最後の「サンダーバード」でしたから、余韻を味わいたいところなのですが、わたしも急がねばなりません。

環状線ホームまで小走りしたおかげで、地元駅までの最終列車に間に合いました。よかった、よかった。まさか、終電に乗るとはでした。
青森07:24→新青森07:28
普通ワンマン津軽新城ゆき4622M②クモハ701-27
新青森07:43→盛岡08:43
はやぶさ10号東京ゆき3010B⑩H525-4
(JR北海道車 特定特急券制度)
盛岡09:06→東京11:56
はやぶさ108号東京ゆき3108B⑩E525-32
(普通車指定席1号車2E)
東京12:49→上野12:56
山手線上野・田端方面ゆき1212G⑪クハE234-4
上野14:08→王子14:18
快速大宮ゆき1274C⑩モハE232-1238
王子駅前14:31→梶原14:33
普通ワンマン三ノ輪橋ゆき①8808
梶原14:55→王子駅前14:57
普通ワンマン早稲田ゆき①8501
王子15:03→東京15:20
快速蒲田ゆき1471C⑩サハE223-1010
東京16:32→金沢19:35
はくたか571号金沢ゆき571E
⑫E725-415→E725-15(普通車指定席7号車9E→上越妙高から普通車自由席3号車10E)
金沢20:47→大阪23:45遅れ17分
(21:54頃おごと温泉駅で線路に転落した旅客を救助したため湖西線の列車に遅れが発生 大阪駅の到着番線を4→5に変更)
特急サンダーバード50号大阪ゆき4050M⑨クモハ683-5510(普通車指定席9号車1A)
大阪23:54→京橋00:01
普通京橋ゆき2584⑧モハ322-72

「キュンパス」という、新幹線まで乗り降り自由という、わたしのような乗り鉄にとってはまさに夢のような企画乗車券を使っての、北東北各地や東京方面を巡る旅。


大阪に住んでいますと、たやすく足を運ぶことの出来ない北東北。
長年目指していた「JR東日本 全線完乗」に当たり、北東北に未乗線区が残っていたことはまさにそれが理由でした。盛岡にて。


おいしいものを味わえて、ご当地の雰囲気をも肌で感じることが出来た旅。八戸にて。





「東北・北海道新幹線」の看板列車「はやぶさ」にも十二分に乗れました。東京にて。



7年ぶりだったひさびさの東京は、限られた時間でさらに大雨ながらでも、満喫することが出来たのでした。





そして、帰阪の途は超大回りしての「北陸新幹線」を経由しての道中。敦賀延伸開業直前の、独特の雰囲気をも味わえました。

このシリーズはこんなところです。
(出典①「JTB時刻表 2023年3月号」JTBパブリッシング発行)