みなさんこんにちは。前回からの続きです。
暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。

旅の第2日目(2024年3月12日)。
北東北から長躯にわたった旅は、超大回りで帰阪の途に就いています。「金沢駅」から乗り込んだのは「特急サンダーバード50号 大阪ゆき」。

昨日から幾本もの列車に乗り鉄して来ましたがこれが、大阪に直通する最終ランナーです。ヤフー乗り換え案内アプリより。大阪着は23:28。
敦賀から先に控える「湖西線」沿線では、特に冬季から春先にかけて「比良おろし」と呼ばれる、比良山系からびわ湖への強い吹き降ろしが散見されます。産経WESTホームページより。
それゆえ風の規制値を越えると「湖西線」は運休となり、「サンダーバード」などは湖東の米原を経由した「琵琶湖線(東海道本線)」に迂回することがままあります。
実は、ちょっとそれを期待していたのですが。
この50号は、通常通り湖西線経由のよう。グーグル地図より。
しかしながら、これは特急券のみ。
当然のことながら、乗車券は別途必要です。

頃合い良く、といいましょうか、乗車したこの日には「北陸おでかけtabiwaパス」という、いま流行りのチケットレス乗車券が使えました。
西は小浜付近、北は直江津までと、北陸三県のJR線、第三セクター鉄道に乗れて通常は2450円、というのですが、能登半島地震の復興支援事業のひとつとして、期間限定でなんと980円という。これは激安です。


さらに、平常時では3日前までの発売→前日までの発売、土日祝日のみ利用可→平日も利用可、という。ただし、利用は3月15日(北陸新幹線敦賀延伸開業の前日)まで。
別途、特急券を用意すれば乗車出来るというので、まさにわたしの帰阪の途にぴったり!

ところでこの企画乗車券、価格だけではなく特典もたくさんついていました。沿線のおみやげ処や飲食店などでの割り引きも多数。
残念ながら使いませんでしたが、後継となる現在でも発売がなされています(大人2,900円)。利用可能なエリアは、第三セクター会社に移管されても、変わりはないよう。
次回に続きます。
今日はこんなところです。