みなさんこんにちは。前回からの続きです。
暫定ながら、ついに完乗を果たしたJR東日本の全路線。その続編ということで、北東北からあちこち寄り道しながら、帰阪の途に就こうという旅日記をお送りしています。
旅の第2日目(2024年3月12日)。金沢から「特急サンダーバード50号 大阪ゆき」で帰阪の途の様子を、引き続きお送りしています。
県内、嶺北(越前)と嶺南(若狭)とを分かつ「木ノ芽峠」の直下を貫く、全長13kmあまりの長大なトンネルです。グーグル地図より。
トンネル内を快走しながら「北陸ロマン」と、敦賀到着放送が流れます。敦賀の次は、京都。
その、長い長いトンネルを抜けると、まもなく敦賀…というところで、車内は真っ暗に。
無事にセクションを通過。車内灯が灯ります。金沢からですと、電圧方式は「交流20000V→直流1500V」へと切り替わるのですが、交流・直流とを直接繋ぐことは技術上出来ないため、上述したデッドセクションがあるのでした。
先ほどは交直の切り替えにともなって、車内灯が非常用だけになった次第。しかしながら、夜にこれがあると、寝台列車に乗っているかのようで、わたしなどは大好きなんですが。
敦賀にも、定刻の22:04到着。さすがにこのような時間ですので、乗り込む人も少ないもの。
しかしながら、ホームにはこの列車にカメラを向ける人々の姿を発見。
敦賀から金沢方面への「サンダーバード」はあと3日の運行を残すのみとなっていたのでした。
当ブログでは以前にもさんざん?取り上げましたが、今春に金沢から延伸開業した「北陸新幹線」はこの敦賀がとりあえずの終着駅となりました。NHK「おはよう日本」2024(令和6)年3月16日放送より。
すでに開業している金沢から、県庁所在地・福井を経由し、県西部に近い敦賀まで、延伸開業したのは約125kmもの区間。
首都圏や長野から乗り換えなしで、福井県へアクセス出来るようになりました。
とりあえずの終着駅、と述べたのは、敦賀が正式なそれではないため。本来の終着駅は「新大阪駅」ですが、先日、敦賀以南ではようやくおおまかなルートの案が示されたばかり。生きている間に、わたしなどは乗れるのかなどと思ってしまいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。