さらば北陸特急街道「特急サンダーバード」で金沢へ!北陸鉄道乗り鉄日帰り旅〜その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。前回からの続きです。
来月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消す、敦賀から先の「北陸本線」。

全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。


そのダイヤ改正で姿を消す金沢ゆき「サンダーバード」に乗るべく、早朝の「大阪駅(大阪市北区)」に到着しました。



時刻は6時過ぎ。いつもは人が溢れんばかりの環状線ホームも、さすがにがらがら。普段とはまったく違う光景には、少しく驚きます。


ただ、隣の神戸方面のホームを眺めていますと、列車待ちの人々がちらほらと。

いまさらですが世の中というものは、自分が思っているより早くはじまっているものです。


感心しながらコンコース階に降りて来ました。


しかし思えば、大阪駅から東へ向かう特急列車というのは、ここ十数年でだいぶ数を減らしてしまいました。昼行特急もさることながら、ブルートレインの類も姿を消して久しいもの。

表示に「特急ひだ25号 高山ゆき(岐阜県高山市)」がありますが、JR会社を跨いで運行されるこれも貴重な列車。新型のハイブリッドディーゼルカー「HC85系」に置き換えられたばかりですので、これは大丈夫でしょうか。


「特急サンダーバード1号 金沢ゆき」に乗ることにしています。大阪駅からの始発便です。

前身の「雷鳥号」以来、幾度も乗る北陸特急ですが、これほど早いものに乗るのははじめて。


ところで、東へ向かう特急列車が発着しているのは11番線。最も北端にあるホームです。


広い大屋根に覆われた「大阪駅」。
大改装で、明るい印象へと一気にガラッと変貌したことは、言うまでもないこと。


その奥まったところが、くだんの11番線。



「金沢」や「和倉温泉」、かつては「富山」の行き先表示をちらと目にするにつけ、特別な感を抱いたものです。2017(平成29)年6月撮影。

普段、利用するのにはまず行かないホームですので、真反対の環状線を降り、コンコースからはるばる足を運ぶので、すでに旅気分です。



11番線に到着。まだ列車は入っていませんし、人もまばら。

ただし、2両ある自由席車両の場所には20人ほどでしょうか、すでに列が出来ていました。


ではここからは、ギャラリー風にどうぞ。






ようやく、明るくなって来たのが6時20分頃。
それに合わせて、出入りする列車の車内も混んで来るのがわかります。


6時25分、始発「サンダーバード1号」が入線。12両編成というので、増結されたもの。

朝早いとはいえ、やはり関西から北陸方面への需要は伝統的に根強いことが窺えます。



次回に続きます。
今日はこんなところです。