来月16日の「北陸新幹線 敦賀〜金沢間開業」と入れ替わり、長年親しまれた在来線特急が姿を消す、敦賀から先の「北陸本線」。
全国的にも稀少な「特急街道」を最後に味わいたいと、大阪発「特急サンダーバード」に乗り、昨年11月に石川・金沢周辺をさまざま日帰り乗り鉄した際の道中記をお送りしています。
そのダイヤ改正で姿を消す金沢ゆき「サンダーバード」に乗るべく、早朝の「大阪駅(大阪市北区)」に到着しました。


時刻は6時過ぎ。いつもは人が溢れんばかりの環状線ホームも、さすがにがらがら。普段とはまったく違う光景には、少しく驚きます。

ただ、隣の神戸方面のホームを眺めていますと、列車待ちの人々がちらほらと。
いまさらですが世の中というものは、自分が思っているより早くはじまっているものです。

感心しながらコンコース階に降りて来ました。

しかし思えば、大阪駅から東へ向かう特急列車というのは、ここ十数年でだいぶ数を減らしてしまいました。昼行特急もさることながら、ブルートレインの類も姿を消して久しいもの。
表示に「特急ひだ25号 高山ゆき(岐阜県高山市)」がありますが、JR会社を跨いで運行されるこれも貴重な列車。新型のハイブリッドディーゼルカー「HC85系」に置き換えられたばかりですので、これは大丈夫でしょうか。

次回に続きます。
今日はこんなところです。