みなさんこんにちは。前回からの続きです。



今年も無事に、京阪電車で初詣へ「石清水八幡宮(京都府八幡市)」に家族でお参りした際の様子をお送りしています。


さて、お参りにおみくじに御朱印、境内の散策(ちびっ子のたこ焼き)と、初詣の雰囲気を十二分に味わえたところで、ぼちぼちと帰阪することにします。時刻は12時半過ぎ。


帰りもケーブルカーですが、山頂の駅までは行きとは異なるルートで、今度は山の東側をぐるっと回ります。ちびっ子は元気。



ここでも、竹林に覆われた緑の参道が続きます。澄んだ空気が気持ち良いものです。



ゆっくり歩いて10分ほどで「ケーブル八幡宮山上駅(同)」に到着。前回の記事でも触れたのですが、今年はいつもにも増して人の多いこと!


この「石清水八幡宮参道ケーブル」は正月三が日には頻発しているので待たずに乗れるのですが、このような多客時には、普段より高速で運行していることでも知られています(普段は8km/h、多客時は12.6km/h)。


高速、と言っても一般的な鉄道と比べてゆっくりはゆっくりなんですが。ただ、そう聞くとやはり速いように感じます。動画でもどうぞ。


高速ケーブルカー!で、ふもとの「ケーブル八幡宮口駅(同)」到着。

隣接する「石清水八幡宮駅(同)」から、後は京阪電車に乗り込むだけなのですが、ちびっ子次女とヨメハンは駅前の出店の品揃えを見たいと少しだけ自由時間を頂戴します。


ケーブル駅の北側、敷地の外側に出てみます。


以前から気になっていたのですが、階段状のケーブルカーホームの真下には、なんと頭のつかえそうな橋桁があります。これを見たかった。


桁下は1.5mということですが、そんな感じがしないような傾斜です。
公道ですので、そんな中でも地元の方がバイクで器用に通り抜けて行くのに驚くのですが…


思い出したのが、昨春に家族で箱根旅行した時のこの橋桁。「箱根登山鉄道」が走る「箱根湯本駅(神奈川県足柄下郡箱根町)」手前に架けられているものです。



この橋桁の上にある線路自体も、レールを固定しておかないと独りでに滑り出すほど、一般的な鉄道ではあり得ないほどの勾配(80パーミル、1000m進むごとに80m登り降りする)のさ中にあるもので、驚いたものですが。


ちなみに「石清水八幡宮参道ケーブル」の最大勾配は206パーミル。高低差87mを登って行きます。距離は400mと短いですが、勾配は全国的にもきつい部類に入るものです。



こちらは、そのように登山に特化したケーブルカーですので、勾配がきついのは当然なのですが、この光景はなかなかすごいもんやなあと感心します。


橋桁をくぐった先の苔むした石段は、歩いて山頂へ至るもの。わたしが小さい頃には、ここを行き来して参拝する人も結構見かけました。いまは封鎖されています。


女子ふたりと合流した後に、改札を入ります。


先日の記事でも触れたのですが、正月三が日の京阪電車は「正月ダイヤ」という、普段とはまったく異なるダイヤで運行されています。

その中でも趣味的に見どころというのが、快速特急や特急、快速急行に連結されている、豪華座席指定車両「プレミアムカー」を連結した編成が、それより格下の急行でも運用されるというもの。


さて、今年はどないやろなあと期待して、改札を入ったのですが。



やって来たのは「6000系」。
通勤型車両ですので「プレミアムカー」はもちろん連結されてはいません。


臨時ダイヤとは言えど、すべての急行に「プレミアムカー」はついていないので、これも、運試しといったところでしょうか。ただ、意外に空いていたので座って京橋まで帰られたのでなによりでした。

三が日の「プレミアムカー急行」は、また来年の初詣の楽しみが増えたということで。



そういったことで、バイトで参れなかったJK長女の分までお参り出来た、我が家の初詣の様子をお送りして来ました。


毎年のことではありますが、お参りする度にあたらしい発見や体験があるということが、実に新鮮に感じられる恒例行事でした。



果たして、今年はどのような年になりますでしょうか。私事ですが、好奇心旺盛なこのちびっ子次女の小学校入学がいちばんの楽しみです。

おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。