企画展「振り返ろう懐かしの千里万博の時代」千里ニュータウンを訪れる〜その3 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

1970(昭和45)年開催の「大阪万博」で活躍した、万博を巡る千里の鉄道を中心にした交通機関についての企画展「振り返ろう懐かしの千里万博の時代」訪問記をお送りしています。


企画展が行われているのは、大阪北部の丘陵地帯を切り拓いた「千里ニュータウン」です。



会場最寄りの阪急南千里駅(大阪府吹田市)に向かおうと、まずは「放出駅(大阪市鶴見区)」から「JRおおさか東線 大阪ゆき」に乗り込みました。




いま話題の「うめきたエリア」に向かう列車です。



千里を訪問したのは、10月に入った頃。秋の雲が一面に広がる、心地の良い車窓が続きます。

しばらくすると「淀川」を快調に渡ります。梅田近隣の高層ビル群が遠くに眺められるこの風景、大好きです。


放出から4駅、わずか10分強で到着したのは「JR淡路駅(同淀川区)」、ここで下車。


しかし「淡路」というと、大阪市内といえど最近までは梅田を経由して行くところでした。わたしなど京橋へ出て環状線に、梅田でまた乗り換え…でしたから、本当に便利になりました。



ところで、この駅の北端からは新幹線が見えます。「新大阪駅(同)」に到着間際の「東海道新幹線」です。「N700系A」?でしょうか。



便利になったついでに「新幹線に乗る=新大阪に行く」というのも、ぐっと身近なものになったように感じます。


やはり同じく、地元路線から混む環状線に、さらに「大阪駅(同北区)」で「JR京都線」に乗り換えでしたので。グーグル地図より。


乗車して来た「おおさか東線」ですと、ここからわずか2駅先が新大阪。ここ最近は本当に「東線さまさま」です(泣)余談でした。



さて、急ぐ道のりではないので、しばし行き交う列車を観察することが出来ます。対向の「久宝寺ゆき(大阪府八尾市)」が到着。アイボリーホワイトの車両は「221系」という車系。

「大和路快速」でも使用されているものですが、今春から「おおさか東線」ではすべてこれに統一されました。昭和の終わりから登場した車両ですが体質改善工事が施され、乗り心地良い車両です。



さて、このホーム北端から見上げますと、大変大きな高架橋がJRを跨いでいます。



JR高架の上に、さらに二層構造の重厚な高架橋です。その下を、列車が頻繁に行き来します。


ここでJRをくぐっているのは、阪急京都線と千里線。さらにその西側(画像では左側)にある阪急淡路駅を境に、東方向でも分岐していることがわかります。



都合、淡路駅から東方向へ向かうべく分かれたばかりの2線の、根元付近を南北に横切っているのが「おおさか東線」。

マルーンの車両が引きも切らず行き交います。




ここまで、手前を行くのが京都線。


そして、奥を行くのが千里線。目指す南千里駅はその沿線にある駅です。

ちょうど通過するのは相互乗り入れしている「OsakaMetro堺筋線」の車両。シルバーのシュッとした車体が目に留まります。


実はこの阪急淡路駅をはさんだ両線では、連続立体交差事業が進行中。JRの真上にそびえるのは、建設中の高架線なのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。