「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その62 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



旅の第2日目(2023年6月14日)。

「生駒ケーブル」に乗り、大阪・奈良を分かつ「生駒山(いこまやま)」の頂上へ。古くからの名物遊園地「生駒山上遊園地(奈良県生駒市)」にやって来ました。グーグル地図より。



ところで前々回の記事で、この遊園地名物の飛行塔について取り上げました。

それから昔の写真データをほじくり返していたのですが、2019(令和元)年11月、家族サービスでここに遊びに来た時の記録を見つけました。せっかくですので、ちょっとご覧頂ければと思います。



訪問したのは確か週末。今回とは異なり、園内はたくさんの人出でした。ただ、行き帰りのケーブルカーはがら空き。

みなさん、間近に出入り口のある有料道路「信貴生駒スカイライン」からクルマのようです。


くだんの飛行塔、飛行機駆体からの眺めはこのような感じ。最上まで上がっているので、結構な高さです。鉄塔は高さ約30m。ヨメハンとJCになったばかりの長女、保育園2歳児のちびっ子次女を乗せてです。

だいぶ叫んでいましたが、回転時に風がすごいので、あながちおおげさでもなかったようで。わたしは高いところや絶叫系の類は、全然平気なんですが\(^o^)/余談でした。


家族との休日を楽しみに訪問するのがもちろん本質ではあるのですが、なんといってもこの、1929(昭和4)年竣工のままだという、複雑に入り組んだ鉄骨を、目の前で見られるという。

わたしにはこちらの方がたまらんかったというのは、容易く言えませんでしたが(苦笑)
しかし、画像を通しても見入ってしまいます。


ところで、遊園地の南側には細い道が延びていることが地図からわかります。道路中央の赤破線は府県境、つまり左側は大阪府東大阪市、右側は奈良県生駒市です。


こちらも前回触れましたが、標高642mの「生駒山」は関西一円、殊に大阪・奈良・京都に近いがため、在阪テレビ・ラジオ局の電波中継アンテナが、その頂上付近には林立しています。

これも、生駒山上の名物と言えるものです。


先ほどの地図、南側へ延びる道の入口にやって来ました。右側は大阪側、遊園地のアトラクションやみやげ物やさんが立ち並ぶ中、左側の奈良側には、なんとも高いアンテナ鉄塔が幾つも建つという、珍しい光景が広がります。


しかし、近くで見ると仰ぎ見るほど。このようなものかそれも幾つもとなると、街中にはそうそうありませんから。



道の入口にあった、赤白に塗られた鉄塔は地図ではこのように。隣がお化け屋敷というのが、なかなかシュールです。



おらが街の市役所展望台から、いま居る山上付近を望む。下界からですと、なんや山の上にありよるなあとしか思わないのですが、ところがどっこい、なかなかすごい密集地なのでした。


さらに進むと、大阪側には「急流すべり」のアトラクションに、奈良側には在阪テレビ局の電波送信所が仲良く?並びます。




普段、何気なく観ている地元のテレビも、この設備があってこそなんですね。話しには聞いて知ってはいましたが。


さらに奥は遊園地の敷地外になり、門前まで立ち入ることは出来ません。MBS(毎日放送、TBS系列)とOBC(ラジオ大阪)のラジオ中継基地に、NHK大阪のアンテナ基地。



こういったものを間近で観察出来るとは、なにやらわくわくします。配電や送電のことなど、からっきしなんですが、このようなメカニックさはたまらぬものがあります。


ではぼちぼち、山を下って行くことにします。

次回に続きます。

今日はこんなところです。