「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その61 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。




旅の第2日目(2023年6月14日)。
「生駒ケーブル」に乗り、大阪・奈良を分かつ「生駒山(いこまやま)」の頂上へ。古くからの名物遊園地「生駒山上遊園地(奈良県生駒市)」にやって来ました。

昭和初期に建てられた、レトロな佇まいをいまに残す飛行塔をはじめ、どことなく懐かしい雰囲気が漂う園内を散策しています。


さて、園内の北西端までやって来ました。
このあたりは遊具の類も果て、休憩が出来る芝生や広場があったりするところ。そんな中、回廊が続くのですが…



突き当りには、張り出したテラスがあります。



ここが、遊園地名物の展望デッキ。

西方向、すなわち大阪平野を向いたもの。


ではご一緒に、みなさんと景色を楽しむことにいたします。果たして、どのあたりまで見渡せるでしょうか。



まずは、真西の方向から。この日は朝からだいぶ霞んでいたのですが、さすがにこの高さからですと、それでもいろいろ見えますね。


左から天王寺の「あべのハルカス(大阪市天王寺区)」と、中央に南港ベイエリアの「大阪府咲洲庁舎(WTCコスモタワー、同住之江区)」。



このふたつはさすがに目立ちます。さらにその右横には「2025年大阪・関西万博」会場予定地の「夢洲(ゆめしま)」。つまり、大阪湾です。





北西方向。さすがに六甲の山々は見えません。方角から梅田界隈の高層ビル群ですが、どれがどのビルなのかはわからないか(汗)


遠くのものもさることながら、すぐ眼下にはおらが街の風景が広がります。

特徴ある高架は「阪神高速13号東大阪線」と「近鉄けいはんな線」、さらに「東大阪市役所」や「大阪府立中央図書館」のあたり。わたしにとっては普段から見慣れたものですが、こうして俯瞰するとなかなか距離感が摑めません。


そして「東大阪市花園ラグビー場」。観客席まではっきり見えるとは。これは驚きました。



先日の記事でも取り上げた画像ですが、ラグビー場からいま居る展望台付近は、このような感じ。すごいものです。


さて、北西方向の手前を拡大すると、これまた気になるものが幾つかあります。


右下の巨大な緑は「花博記念公園鶴見緑地(同鶴見区・大阪府守口市)」。こんなに大きかったのかと思うのですが、その奥の筋状のものは淀川だと気づきます。

となると、さらに向こうは吹田や摂津、茨木あたりになりますね。北摂の山々はぼんやり。


ところで、このアングルから無理やりアップにすると特徴のある建物がふたつ目に入ります。

鶴見緑地の近隣で、高架は「近畿自動車道(近畿道)」だと案内からわかるのですが…


「東和薬品ラクタブドーム(同門真市)」でした。ネーミングライツ以前には「なみはやドーム」と呼ばれていましたが、このあたりでは屋内スポーツの一大拠点として知られています。



ここは大阪駅前(梅田)からのシティバス、36号系統の終点「地下鉄門真南」でもあるのですが、その南隣にも特徴ある鉄塔が連なります。

昨年まで「三井アウトレットパーク大阪鶴見」があった、花き卸売市場の「鶴見花ぽーとブロッサム」という施設。関西初の本格的アウトレットでしたが、近隣に移転してしまいました。


このふたつがある一帯は、自動車道のジャンクションが備わるところ。

ドームの背後から右側(北東)に延びるのが「第二京阪道路」ですので、中央は「近畿道」か…などと、切りがないのでこのあたりで止めておくのですが(汗)


すごいなと思うのが「明石海峡大橋」や「淡路島」までもが、これほどまでにはっきり視認出来るということ。

ただ、よほど天候の状況が良くないと見えないそうですが、これは一度は見てみたいもの。さらに直線距離で50km以上は離れていますから、
ただただ感心しきりです。


展望台に登って、建物の位置関係や方角を確認するのが大好きなわたしですが、地理というのはまさに地図のとおりなんやなあ、などといつも感動してしまいます。至極当たり前のことなんですが(苦笑)


次回に続きます。

今日はこんなところです。