「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その55 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。




ここは「宝山寺駅(奈良県生駒市)」。

まったく趣きの異なる「宝山寺線」「山上線」の2路線で構成される「近鉄生駒ケーブル」の乗り換え駅です。



いよいよその「山上線」に乗り「生駒山上駅(同)」へとさらに山を登ります。

標高642mの生駒山山頂と「山上線」が建設されるに至った最大の目的地「生駒山上遊園地」を目指してです。グーグル地図より。


観光客のみならず、地元の通勤・通学客が多く利用するという、ケーブルカーとしては異例の日中20分間隔で運行される「宝山寺線」から乗り換え客を乗せ、発車。


車内を見渡してみますと、乗客は5、6人くらいでしょうか。子ども連れの親子や、カメラを構える人など、観光客と思しき人々のみでした。

やはり、観光路線なのだなと感じる風景です。



運良く最後尾の座席に座れましたので、みなさんとともに後面の展望が楽しめます。
「宝山寺駅」を出るとすぐに、なんとも薄暗いトンネルに入りました。

窓が開け放してあるので、風が心地良い。
なかなか、最近では出来ない体験です。


動画でもどうぞ↑


トンネル壁面が、時折明るく照らし出されるのは、乗車しているこの「ドレミ号」の電飾。

乗っているので外観は見えないのですが、さながら遊園地のアトラクションを思わせます。ここから雰囲気が上がりますね。


しかしこのトンネル、カーブがあったりして、なかなか外に抜けないように感じます。駅を発車してから250パーミル以上の急勾配を、ゆっくり登っているからでしょう。

長さは100m程度のようですが、ここは生駒の中腹、標高は300mを超すところ。つづら折りの道路などを上空から眺めても、かなりの山あいだとわかります。


2分ほど要して、ようやくトンネルを出ました。
車内からでも、後方に引っ張られているかのような急勾配だとわかるほどだったのですが。


のっけから、なかなか冒険心をくすぐられるトンネルでした。しかし、本当に長く感じます。


トンネルを抜け、緩いカーブを描きながら到着したのが「梅屋敷駅(同)」。


「山上線」には、途中駅が2つ設けられているのですがこれはそのひとつ。実は、趣味的には大変興味深いものが車窓からもわかりました。


次回に続きます。

今日はこんなところです。