「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その54 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



ただいま「生駒ケーブル 宝山寺駅(奈良県生駒市)」。日本最長、かつ日本最古だというこのケーブルカーの乗り換え駅を、あれこれ探索しています。


あれこれと寄り道になった「宝山寺駅」でした。いつもの例によって、みなさんにお付き合い願いましたm(_ _)m 近鉄ホームページより。

さて、ここからは「山上線」に乗り換えます。


ここまで乗車して来た、早朝から夜間までケーブルカーとしては異例の頻発運行の「宝山寺線」とはコンコースをはさみ、一段上がったところに「山上線」ホームはありました。

「生駒山上遊園地」への観光客を運ぶのが主な目的の路線です。



先日の記事でも触れましたが、沿線がびっしり宅地開発されている、通勤・通学客の多いふもとからの「宝山寺線」とは異なり、こちらは日中は40分おき。

このあたり山を登り降りする、ケーブルカーの本分?らしくなります。次は11時49分発。




ところで、発車を待っていたのは…こちらもなんともメルヘンチックな車両、オルガンを模した「ドレミ」

相棒は、バースデーケーキを模した「スイート」だとのこと。鳥居前駅の案内にて。



「宝山寺線」の「ミケ・ブル」ともに、大変なインパクトを覚えます。かわいらしいですよ!


ところで、オルガンの鍵盤を模したこのステージ。さらに楽譜までも載っているではないですか。こうなれば、何の曲なんやろうかしらん?


♪ソ・ドドレレ・ミファソファ・ミミレレ・ド〜と読めましたので、これ「山の音楽家」ですね。ケーブルカーに持って来いの曲です。

どうでも良いのですが、いちおうピアノ経験者ですので、譜面解読が出来て安心?しました💦



本題に戻りまして、この「山上線」は「宝山寺駅」を出てすぐに、258.9パーミルもの急勾配を登って行きます。

1000m進むごとに258.9m登るというものですが、ケーブルカーとしては平均的な部類です。


地図で観察しますと、宅地開発されている「宝山寺線」とは異なり「山上線」の沿線にはそれらしいものはまず見当たりません。

同じ「生駒ケーブル」ではありますが、それぞれの趣きはまったく異なるものとわかります。グーグル地図より。



しかし、誰も乗って来ません。
と言いますか、わたしが先ほど「鳥居前駅」から乗って来たひとつ後の列車が、これに接続していることに気づきます。


せっかくですので、最前部の座席から先を覗いてみることにします。



目の前には、カーブにかかった暗いトンネルが口を開けています。やはり、えらい勾配ですが
どれくらい続いているのでしょうか。

訪問したのは6月半ばの暑くなりつつある時でしたが、ひんやりとした空気が心地良い。


鳥居前からの宝山寺線が到着。乗り換え客の5、6人を乗せて、いよいよ発車です。


次回に続きます。

今日はこんなところです。