「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記〜その42 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。




旅の第2日目(2023年6月14日)。
鶴橋から快速急行に乗って、わずか15分。
生駒山をトンネルで抜け「生駒駅(奈良県生駒市)」に到着しました。早くも奈良県です。


県北の交通拠点として、多数の乗降があるこの駅。王寺方面に「生駒線」、改札を出た別の場所からは「生駒ケーブル」が発着しています。


ところで「奈良線」ホームの北側には、このような車両が発車待ちをしていました。



ステンレスの輝く車体に、あちこちに彩られた大小さまざまな水玉模様。「OsakaMetro中央線 30000A系」という、最新型車両です。


生駒を発着する路線のひとつに「けいはんな線」があります。大阪・奈良・京都にまたがる「関西学術文化研究都市(学研都市)」の「学研奈良登美ヶ丘(奈良市)」が起点。

生駒からは「奈良線」と同様に生駒からトンネルを経由し「長田駅(大阪府東大阪市)」へ至る、延長18.8kmの路線です。近鉄ホームページより。


そこから先は「OsakaMetro中央線」と相互乗り入れしており、市内ビジネス街や大阪ベイエリアを縦貫。「中央線」は2年後の「2025年大阪・関西万博」で、夢洲会場にアクセスする唯一の鉄道路線となることが決まっています。


そういったことで、この「生駒駅」をはさむ区間は「近鉄電車」。この「30000A系」はそれに乗り入れる「OsakaMetro」車両なのでした。

先ほどまで乗車して来た「奈良線」とは、車両はさることながら、同じ近鉄電車でも駅構内の様子などはまったく異なります。ここからは、別の日に撮影。



この「30000A系」は昨年(2022年)7月、「中央線」にデビューしたばかりの、久々の新車。旧型車両の置き換えもさることながら、先ほど触れた万博の大量輸送を見据えての導入です。

「中央線」が開催中のピーク時間帯で行う、1分半〜2分間隔というものすごい頻発運行に対応するための増備だそうで…すごいものですが現在、6両×10編成=60両が活躍しています。



車内LCDは4ヶ国語表示。通勤車両では、関西ではまだなかなかお目にかかれません。



一方、万博終了後にこの車両は「谷町線」へ転用されることが決まっています。
近鉄電車と出会ったり、こうして奈良県まで顔を出すのも、実はあまり猶予がなさそうです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。