「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記2023〜その36 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



旅の第一日目(2023年6月13日)。
「近鉄名古屋駅(名古屋市中村区)」16時ちょうど発の新型名阪特急「ひのとり」に、念願の初乗車を果たせました。

大変、ゆったりした時間を過ごせています。


ところで、指定を取ったのはデッキへ続く扉のひと席後ろ。名古屋駅から、この案内ディスプレイが気になっていました。


二画面を駆使した、見やすいものなのですが。時折映し出される前面展望が楽しくて仕方ありません。これは運転台に取り付けられている、リアルタイムのもの。

すれ違うのは、時間的に大阪難波15時発の「ひのとり」でしょうか。いや、迫力あります。


ところで、この新型名阪特急「ひのとり」。
乗車には特別料金が加算されているだけあって、さまざまな設備やサービスが充実しています。近鉄ホームページより。


「Free Wi-Fi」は最近、他の鉄道会社でも見かけるものですが、旅行ガイドブックや雑誌、ビジネス誌などのweb版を無料で閲覧出来るようにもなっています。これは良いサービスですね。


さらに、挽きたてコーヒーが味わえるカフェスポットも車内に設置(1箇所)。

お供のパンや「ひのとり」オリジナルグッズも自動販売機で購入出来るなど、これまでありそうでなかった設備が列車内にはあります。車内は後で探索してみよう。


さて、二画面を駆使した、そのように便利で見やすい案内ディスプレイ。

一席前の頭上にあるので、車窓ともどもその内容が気になって仕方ないのですが、名古屋の次は「津駅(三重県津市)」が停車駅。しきりにそれが流されるのですが…


漢字では「津」、ひらがなでは「つ」
世界で最も短い駅名なのは言うまでもないことなのですが、一文字をこうして見ると、なかなか興味深い表記です。


続いて表示されるハングルでもやはり「つ」は一文字。韓国語、ハングルはさっぱりですが、この表記が映し出される度、なんだかほっとします😆

少し調べてみましたら、韓国語で「つ」は単音で発音しないそうですが、和訳するとなると、この「쓰」になるとのこと。ただし、実際には「…っ!」というような発音になるそうで。翻訳というのは難しいものだと感じます。



その「津」は、言わずと知れた三重県の県庁所在地。津は海を指し、古くは「安濃津(あのつ)」と呼ばれた港湾都市だったそうですが、いつしか「安濃」が外れて今日に至ります。

昔から有名な「伊勢音頭」でも「♪伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ(尾張名古屋は城でもつ、と続く)」と唄われるくらいですので、伊勢の国の重要な都市だったのですね。城下の佇まいの街です。グーグル地図より。



そのようなことを考えているうちに「津」に到着。名古屋からは40分ほどですが「ひのとり」は全列車が停車します。この案内もわかりやすいですね。


津を発車。次第に田園風景が広がりはじめました。名古屋から付かず離れずのJR線が次第に離れたところで、徐々に「ひのとり」は徐行。



行きしなにも取り上げましたが、ここで「名古屋・大阪・山田」の三線が合流する「中川短絡線」に差し掛かったのでした。近鉄ホームページより。


上空からでは、このような位置関係になりましょうか。右下には「伊勢中川駅(同松阪市)」がありますが、名阪特急はそこを発着せず、駅手前に設けられている短絡線を通過します。

名阪特急が「伊勢中川駅」に入構すると、スイッチバック(列車の進行方向が替わる)の手間を要するためです。



「大阪線」に入ったところで、くだんの案内ディスプレイを見やりますと…次は「鶴橋(大阪市生野区)」。

「つるはし」をハングル表記すると、最初の「つ」は、やはり先ほどと同じ「쓰」。それが確認出来たので、安心しました\(^o^)/


それでは、車内の様子も少し探ってみることにしたいと思います。気になります。

次回に続きます。
今日はこんなところです。