「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡る近鉄沿線道中記2023〜その34 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。


旅の第1日目(2023年6月13日)。

大阪を早朝に発ち、三重・四日市周辺の鉄道をぶらぶら巡って来ました。



三重県内から「名古屋線」を北上し、ここは「近鉄名古屋駅(名古屋市中村区)」。

いよいよ初日も帰阪の時を迎えましたが、旅の最後は最新の名阪特急「ひのとり」で締めることになりました。



従来の近鉄特急にはなかった「メタリックレッド」という、深みのある塗装。

先頭と最後尾の車両は、床面の高い「ハイデッカー」と言われる構造になっており、景観の良さはさることながら、座席もゆったりした1・2人掛けが展開する「プレミアム車両」です。


デビューは、2020(令和2)年3月のこと。
もちろん早速に乗りに行きたいくらい斬新で、豪華な車両だったのですが。



しかしその華々しいデビューを果たしたのは、コロナ禍が国内で渦巻きはじめた頃でした。

度重なる緊急事態宣言の発出に、県をまたぐ移動の自粛要請…忘れもしない、これまで経験したことのない日々が続いた訳でしたが、ようやくにして気兼ねなく、自由な旅が出来るようになったのが昨今のこと。


ですので、デビューから実に3年あまり経過しての初乗り。いや、待ち遠しかったことでした。

そういったことでわたしにとっては、コロナ禍という長いトンネルを抜けたことをあらためて実感した次第なのでした。余談でした。


発車まで少し時間がありますので、ホームから列車を観察してみることにします。

乗車するのは、16時ちょうど発の大阪難波ゆき。津を出ると、鶴橋まで停車しない最速の列車ですが、客席でない場所になにやら大きな窓が。乗車してから見に行くことにしよう。


指定を取っていたのは、4号車でした。
6両編成のうち、先ほど触れたように先頭と最後尾の車両は「プレミアム車両」。それ以外は、2席+2席と展開する「レギュラー車両」。


プレミアム、レギュラーの差異があるとはいえ、従来の車両とは比較にならぬほどゆったりした設えに、サービスというので、乗車する時には「ひのとり特急料金」なるものが別に加算されるようになっています。



名阪特急の最速便が「ひのとり」に置き換えられましたので、従来より割高になったことになりますが、それをカバー出来るほどの居住性の高さが大きな話題になっているといいます。

そのひとつが、全座席に設けられている「バックシェル構造」。


座席後方に設けられている囲いのことで、リクライニングを最大まで倒しても、後ろの空間が狭くならないというすぐれもの。

これ、ありそうでなかったものですが、実はとてもありがたいですね。さらに、全座席にコンセントも設置されているのも、助かります。


伊勢志摩方面への特急が観光需要が高いのに対し、名阪特急はビジネス需要の高さが特徴とされていますが、これはリラックス出来そう。

わたしは仕事でもなんでもありませんが(笑)
次回に続きます。
今日はこんなところです。