NHK大阪「鉄オタ選手権京阪電車の陣 第二戦」本日21日夜放送! | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。



NHK大阪放送局が制作する「鉄オタ選手権」。中川家兄弟とゲストが毎回さまざまな鉄道会社をフィーチャーする人気番組ですが、今晩放送はわたしの大好きな「京阪電車」、という記事でした!


お笑い芸人・中川家の弟・礼二さんは「鉄道BIG3」としても知られる御仁。鉄道ネタがさることながら、すごい造詣が深い方やなあと、いつも感心しながら毎回拝見しています。


しかも、その礼二さんが鉄道好きに至ったきっかけというのは、地元の大阪・守口を走っているまさに「京阪電車」。ゆえ、京阪愛が半端ないものだというのも、関西では知られているエピソードですので、これは特に楽しみです。  

場面カットを見ても、めっちゃうれしそうですし…さらに、右端のブラマヨ・吉田さんの父上は、京阪電車で運転士を務められていた方。


内容が気になるのですが、これ「寝屋川車両基地(大阪府寝屋川市)」でしょうか。

なんだか、気になるものが目に入るのですが…


これじゃないですか!運転台の左側に取り付けられている「主幹制御器(マスターコントローラー、マスコン)」。

自動車ではアクセルに当たるものですが、京阪のそれは銀色で、形状も独特なものです。


NHKにしては?なかなか強烈な紹介文ですが…確かに、当てはまっているように思えます。

さらに個人的に気になるのは「30年の寿命を60年に伸ばす技術」なるくだり。


先ほど、運転台を写していたこの「2200系」もそのひとつでしょうか。

デビューは1964(昭和39)年、初期の車両はすでに姿を消し、数はかなり減りましたが、いまだに現役車両。車齢は…60年近く。樟葉にて。


この編成はすでに引退しているのですが、テールライトが実に味わいある形をしていることもあり、人気を博していたと言います。

形状から「骸骨テール」と呼ばれていたもの。


左側の「2200系」と並ぶこの「2600系」もそうでしょうか。もともとは「2000系」として1959(昭和34)年にデビュー、20年あまり経過して「2600系」として大改造された車系です。車齢は優に60年超え!枚方市にて。


これも、地味にそのうちに入る「1000系」。「700系」という通勤車両の車体を流用して、昭和50年代はじめに製造された形式です。

その「700系」は1967(昭和42)年にデビューというのですが、台車やモーター類は戦前に登場した車両(1000形)のものを流用していて、車体のみをあたらしく載せ替えたもの。


戦前に新造→昭和40年代に車体載せ替え→昭和50年代に足回り取り替えと冷房化などの改造→平成はじめに車体改修→現在という、実に複雑な経歴を持つ車両です。古いものを大切に延命させるという、いちばん京阪電車らしい体現だと感じます。枚方公園にて。

このあたり、放送で出て来るのでしょうか。詳しく知りたいところです。


また、放送の翌日(22日)には沿線の「くずはモール(大阪府枚方市)」内の「SANZEN-HIROBA」で、本放送と連動してのイベントもあるとのこと。

ママ鉄・斉藤雪乃さんや、京阪電車の発車メロディを作曲された、ミュージシャン・向谷実さんが出演。くずはモールホームページより。



ところで「SANZEN-HIROBA」と言いますと、今春にこの5扉車「5000系」車両があらたに展示に加わりました。

日本初の多扉車として、日本の鉄道史に残るほどの活躍を半世紀にわたり果たした、特徴ある車両です。こちらもどうぞ↑


ところで先ほど、車両の寿命を60年、と述べたのですが、この「5000系」はデビューが1970(昭和45)年。ただし、最後の編成が製造されたのは、1980(昭和55)年のこと。

一昨年、惜しまれながら全車が引退した「5000系」ですが、そう考えると、最後の昭和55年製造までも廃車になるとは…特殊な車両とは言えど、京阪電車としては異例の短命?(それでも40年超えで、わたしと同世代ですが)やったんやなあなどと、ふと感じます。余談でした。
 


しかし、これは楽しみな放送になりそうです。

京阪電車ファンのはしくれとしては、礼二さんの京阪愛エピソードも気になります。


放送は本日21日、19時57分から(関西地区)。今日はこんなところです。