みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。
旅は第3日目(2023年3月12日)。いよいよ最終日ですが、この日は小田原周辺の観光地巡りをすることにしています。

小田原駅から電車で10分ほど。箱根湯本へ向かう途中の「風祭駅(かざまつりえき、神奈川県小田原市)」に降り立ちました。
駅からは、ここに本店を構える老舗かまぼこメーカー「鈴廣かまぼこ」さん本店に直結。これは珍しい設えだなと感じます。


そういったことで、ここからは駅を出入りする電車が一望のもと。頃合い良く、特急ロマンスカー「EXEα」が停車していまして…

このあたりは単線区間なので、行き違い待ちをしていたのでした。通り過ぎると、反対ゆきには同じくロマンスカーの「MSE」が。
なんだか、得したような気分になります😆

さて、鈴廣本店の他にもさまざまな施設が集まり、「かまぼこの里」と呼ばれる一帯。その西端にあったのが「かまぼこ博物館」でした。

かまぼこは、古くからここ小田原の名産品。
鈴廣さんはその中でも歴史は古いものだと言うのですが、館内では展示の他、さまざまな体験も出来るようになっているとのこと。

「かまぼこの博物館」というのは、おそらくは珍しいものでしょうが、それゆえにぜひに訪問してみたかった次第なのでした。入場は無料。

さて、こちらが人気を博しているひとつというのが「かまぼこ手作り体験教室」なるもの。
おお〜、なかなか本格的な様子。
職人さんが手ほどきしてくださるというので、ちびっ子次女に話しをしましたら、やってみたい!と。
ただ、揚げかまぼこ、かまぼこの手作りともに定員いっぱい(泣)
昼過ぎには少し空きがありますよ!と、係の方から聞くのですが、ああ、ちょっと微妙な。こちらを午後からにしておけば良かったですね。とかく、大変な人気を博しているようです。

ただ手作り体験は出来ずとも、かまぼこに関する多岐にわたる展示は、とても興味深いもののよう。早速、拝見して行くことにします。


ん?なぜか、相撲番付があるではないですか。
それも直近の春場所(大阪場所)のもの。この時期は市内やおらが街でも、力士の方々を見かけるのが大阪の春の風物詩です。

明治の大横綱「常陸山(ひたちやま)」関。
はじめて名前は知ったのですが、こちらの8代目社長が叔父に当たる人物、だとのこと。

その関係で、土俵で呼び出しを務める人がこの羽織を着用するようになったのだとのこと。

確かに、これはテレビ中継で見た記憶がありますね!そのようなエピソードがあったとは。
大相撲にかまぼこ屋さんの、知られざる関係だったというところでしょうか。
しかしこれ、大変な宣伝にもなりますよね。

次回に続きます。
今日はこんなところです。