春の箱根と小田原へ!念願の家族旅行記2023〜その46 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。

旅は第3日目(2023年3月12日)。いよいよ最終日ですが、この日は小田原周辺の観光地巡りをすることにしています。



毎年、正月恒例の「箱根駅伝」。山登り5区のスタート、山下り6区が終わる「小田原中継所」が設けられることで知られる「鈴廣かまぼこ」さんを訪れています。今年の中継より。


その本店の隣には、全国的に珍しいこちらの「かまぼこ博物館」の展示を巡っています。


お、たくさんの種類の魚が並んでいます。解説によると、かまぼこの原料になっている主なものだとのこと。焼いておいしいホッケに…



キンキに、キンメダイ。この二つは煮たのにするとおいしい(苦笑)


そしてトビウオ。関西では「アゴ」とも呼ぶのですが、身はあまり食べた記憶がありません。

どちらかというと「あご出汁」の方がなじみあります。深みのある味わいが大好きなのですがかまぼことは、全然違う話しですね(汗)


そして、その隣には…ん?この細長く鋭い口にギョロッとした目ん玉。


ハモでした。関西では、祇園祭が近づくこの時期の高級魚です。ついぞ、かまぼこになっていたとは。なかなか、味わう機会などないもの。


これには驚きました。知らぬ間に、我々はさまざまな魚を、かまぼこを介して味わっていたのですね。そういえば、かまぼこも種類によって味がまったく違いますし…奥が深いですね。



さらにですが、かまぼこを拵えるには想像以上に魚(のすり身)を用いているのだとのこと。



一本につき、6〜8匹もの魚が凝縮されているのだとのこと。栄養もありますね。

へえ〜と感心しきりですが、小田原は相模湾に面した街。なるほど、ここならば古くからかまぼこ生産が盛んな訳だと、つながります。


さらにその奥には、実際にかまぼこを製造するラインがガラス張りに。
この時間、どなたも居られないようですが…



目の前にずらり並ぶのは、かまぼこ板。
しっかり鈴廣さんの焼き印が押されているというのも、雰囲気ありますね。


そういえば、箱根には「寄木細工」という伝統工芸品があります。深く豊かな森に抱かれた土地柄、ということで、自ずから名産になるのだなと感じますが、これもそのうちに入るものかも知れないですね。美しい木目です。

次回に続きます。
今日はこんなところです。