みなさんこんにちは。前回からの続きです。

久々の家族旅行で、3月なかばに「箱根・小田原」を訪れた道中記をお送りしています。
あれこれ語りながらになりますが、宜しければどうぞお付き合いください。
第1日目(2023年3月10日)の続きです。
ただいま「箱根湯本駅(神奈川県足柄下郡箱根町)」。ありがたいことに自由時間を貰い受けて、駅構内を探索しているというところ。
時刻は11時半を過ぎた頃、箱根山中へ向かう登山電車に乗ろうとする人並みも、到着したよりは少し落ち着いた感を受けます。
お目当ては、魅力的な車種が揃う「特急ロマンスカー」なのですが…

頃合い良く、次便がやって来ました!
今度は「EXE(Excellent Express、30000形)」という車両。
1996(平成8)年から登場したものだそうですが、名称もさることながら、塗装が実にシックな装いです。銅色の派生色、というのでしょうか。実際に目の前で眺めていますと、そのように感じます。


折り返し「はこね54号」として、11時35分に発車して行きました。
新宿には13時05分着、ここはもう東京までほどないところなのだと、あらためて感じる光景でした。憧れですね。
さて、ここで昼食を摂ることにしていました。駅から商店街を3分ほど歩いた、早川の川沿いにある「直吉」さんというお店。出典①。
ヨメハンが調べてくれていたのですが、人気のある「湯葉料理専門店」なのだとのこと。湯葉自体、そうそう味わう機会がないのですが、これは楽しみです。

お店でしばし待機。洒落た設えですが…


これ、旅館やホテルの玄関に掲げられている、旅行会社の看板ではないですか。それもこんなにたくさん。



もともとは、宿泊施設を営業されていたのでしょうか。アンティーク雑貨もですが、こういったものを愛でるのはたまりません。
好きそうなものばっかりやで!とヨメハンの弁。わたしをよくわかってくれています(笑)


それはさておき、こちらの名物は「湯葉丼」だとのこと。湯葉の、それも丼と、見たこと聞いたことがないものですが…

わたしは「湯葉丼(湯葉刺し・姫豆腐セット、1,700円)」を注文。これはおいしそう!


卵で閉じられた湯葉。驚いたのが、めっちゃ肉厚(肉ではありませんが)なこと。だしはあっさりでしたが、まさにこれは湯葉。その素材は濃厚な香りと味でした。

ごはんに載せて頂くのがオススメでした。

こちらは「姫豆腐」。箱根湯本からさらに奥、登山電車も経由する大平台から湧き出る天然水で拵えたものだそう。
これも、このままでも濃厚な味。これならばしょうゆはいらへんなあと感じるほどでしたが、豆腐にしょうゆかけへんなど、はじめてです。

そして「湯葉刺し」。湯葉の刺し身、ということですが、まるでとろけるかの如くです。
付け合わせのわさび、取り合わせにうまいこと考えられているなと感じたのですが、どれもこれも素材の味が、とても美味でした。
いっぱしのグルメレポで失礼しました(汗)

旅の醍醐味というのは、やはり土地ならではのものを頂くということ。その楽しみを、久々に噛み締めることが出来たひとときでした。
ありがとうございました、ごちそうさまでした\(^o^)/
では、いよいよ登山電車に乗り込みます。
向かうは、緑濃い箱根の山々です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「旅うらら 小田原・箱根ガイドMAP Vol.8」株式会社ルーツ発行 小田原市観光協会・箱根町企画観光部観光課・箱根DMA協力)