みなさんこんにちは。前回からの続きです。
現在放送中、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。長崎・五島列島と、おらが街・東大阪がその舞台になっています。
本放送も、残すところ1ヶ月を切りました。
劇中で登場した、市内の各地を市民はしくれのわたしが巡り、そのエピソードを回顧しようということを最後の1ヶ月で行おうという企画。
主人公・岩倉舞(→梅津舞、福原遥さん)たちが住む、劇中では「大阪府東大阪市摘路町(つむじちょう)」のモデルになった街を、当シリーズの最初にまず、訪問しようとしています。

ところでわたしは、4階に発着している「奈良線」でやって来たのですが、先ほどの商店街がある南口とは反対側、北口にも目立つビルがあります。


「ヴェル・ノール布施」という施設。
イオンを核とするテナントが入居し、市の行政サービスセンターや関係する市の施設、ハローワークも入っているというビルです。
高いビルなどさほどないおらが街で、比較的離れた場所からも、屋上の丸形と出っ張りの特徴ある姿が視認出来る、貴重な?存在だったりします。市役所展望台より。さらにその後方には「あべのハルカス」。余談でした。

加えて「大阪シティバス 布施駅前停留所」が、この真ん前にはあります。
発車待ちしていた「12号系統」の他には「86号系統 上新庄駅前ゆき(大阪市東淀川区)」という、シティバスでは、長距離の部類に入る路線も乗り入れます(上新庄は、淀川を渡ったさらに北の、阪急電車の駅です)。
先ほども触れましたが、大阪市内に隣接しているゆえの、古くからの交通の要衝です。
ということもあり「布施駅」周辺は、東大阪市内では一二を争う繁華なところ、ということは違いないだろう、とわたしは思います。
ところで前回の記事から「東大阪は3市が合併して誕生した市」ということを、しつこく?述べておりました。というのも、この地図に、市内を走る鉄道駅を加えますと…
一部表示されませんが、このようになります。
市内には「JR西日本・OsakaMetro・近鉄」の鉄道事業者が乗り入れているのですが、さまざまな面から勘案しても「市の中心地を果たしている、絶対的な駅はこれだ」とは決めかねるような状態になっていると、わたしは勝手に思っています。
かなり乱暴ですが、合併前の旧3市に分けてみますと…旧布施市域は布施駅周辺が繁華やし、市役所があるのは、数年先に「大阪モノレール」が延びて来る旧河内市域の荒本(あらもと)。商店街が賑わっているのは、旧枚岡市域の瓢箪山(ひょうたんやま)もやし…など。
もとよりわたしは市の端っこに住んでいるので、玄関口でも何でもないのですが(苦笑)
すでに街づくりが進められていた、毛色の異なる都市が合併したことで生まれた、こういった特徴もまたおらが街の妙味なのだろうかと、こうした時ふと考えてしまいます。余談でした。

それではここ4階「奈良線」ホームから、階段を降って乗り換えます。3階は「大阪線」です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。
(出典①「写真で見る日本4 近畿篇 大阪」高木恒夫編・日本文化出版社発行 昭和34年6月)