NHK朝ドラ「舞いあがれ!」一週間を振り返る〜第8週「いざ、航空学校へ!」編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。今日の話題です。




10月から放送がはじまった、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」。

長崎・五島列島とともに、おらが街・東大阪がその舞台になっている作品です。


このドラマ、気づいたこと、印象的だったことなどを毎週、取り上げて述べてみようという企みを第1週からお送りしています。



リンクは、先週の第7週「パイロットになりたい!」編↑



読売大阪朝刊特別版「よみほっと」2022(令和4)年11月20日付け 7面より。



それでは、第8週「いざ、航空学校へ!」編(11月21〜25日)を振り返りたいと思います。




ストーリーの展開が、えらく早くなったなと感じた当週でした。航空学校の受験を両親に認めて貰った、主人公の岩倉舞(福原遥さん)。


そうなると、真面目な舞のことですから、寝食を忘れて受験勉強に没頭するだろう、という想像は、先週の予告からついてはいたのですが…







疲労困憊していても、こんなキャラクターの子やったかな…?という印象ではじまりました。


よく存じないのですが、ネットニュースなどでちらほら見かけましたが、この週から、脚本家の方が交替されているとのことで…




これまで、舞はじめ登場人物の背景や機微、その関係性などが、実に事細かに描写され、噛めば噛むほどその深さがわかる、味わいがあったように感じます。


当週からはどのような展開になるのか、それは、それで楽しみではあります。




さて、その早い流れの中。

無事に、舞は航空学校の入学試験に合格しました。これは、ここまでの熱意と努力が通じたのでしょうね。良かったです。




時は経過して、2006(平成18)年。

宮崎の航空学校に無事入校し、同期の班分けで

個性豊かな、5名と学生生活をスタートします。



まずは、飛行機を飛ばすための知識を学ぶ座学過程に臨みます。

担当するのは、都筑教官(阿南健治さん)。



同期で唯一の女性となった、矢野倫子(山崎紘菜さん)と共同生活をはじめるのですが、ここまで作中に登場しなかった、さっぱり(さばざば?)した性格が端々で垣間見られたことが、舞とは対照的で、印象に残りました。


倫子は、ここまでのストーリーでは、登場しなかったタイプの人です。
そういったことも、これまでのストーリーとはやはり、流れが変わったんかなと感じます。




温厚な舞ちゃんと、上手く行くんやろか?と余計な心配をするのですが、倫子は年上だということもあってか、いろいろフォローしてくれている様子。舞ちゃんの素直さや純真さというのは、やはり周りに好かれるオーラがあります。



ところで、実は当週は、舞ちゃん大活躍の週でした。





年齢、経歴、考え方もばらばらな班のメンバーの気まずさを解消しようと、進んでクリスマスパーティーを計画。





手作りのお好み焼きをふるまい、優秀ながら自信家で、周りを顧みなかった同期の柏木(Snow Man・目黒蓮さん)を和ませ、輪に加えたり。





また、母親の急病で、石川・金沢に帰郷せざるを得なくなり、1ヶ月の休学を余儀なくされた柏木と並んで成績優秀な、同い年で同班の吉田(醍醐虎汰朗さん)が退学する危機を、担当教官の都筑に、班全員で掛け合うようにして救ったり。






舞のことですから、意図的に、ではなくて、素直に考えて行動したことなのでしょう。

ただ、結果的に、諍いのある班のメンバーをまとめるきっかけを、舞が自然に作っていることに、先ほども触れましたが、やはり人柄というのは大事なものなのだなと感じます。




知識だけではなくて、パイロットというのは、チームワークやコミニュケーションも大事な要素になるんやなあと、率直に感じます。


担当の都筑教官も、それをきちんと見てくれていたことに、安心した次第です。




その点では、周りに順応することに苦を感じない、さらに、自然と周りを気遣えるという長所を持っている、舞の本領が発揮されているようで、安心しました。




ところで、気になるのが舞の兄・悠人(はると、関ジャニ∞・横山裕さん)。新卒で大手電機メーカーに就職したものの、本格的にデイトレーダーになっている描写がありました。


これは、ちょっとえらい責任になりますよ!

前作のニーニーも金絡みでしたが、億単位となると、はなから桁が違う…




父・浩太(高橋克典さん)は父で、あらたに自動車部品を手掛けるために、大規模な融資を受けて工場を拡大する、というくだりもです。



二人とも、実に順風満帆なようなのですが、放送を観ているわたしたちは、この後、2008(平成20)年秋に「リーマンショック」が到来することを知っているがゆえ、極めて心配なんですが。果たして、どうなるのか。


舞には舞で、この先に日航の経営破綻(2010年)もあったことを思い出します。
ドラマですから、ストーリーに多少の起伏はあるのは折り込み済みなのでしょうけれど…



母・めぐみ(永作博美さん)が、この一言。なんだか、何かが起こりそうな予感がします。




舞は宮崎から一度、東大阪へ帰阪。
しかし、東京に居るその兄・悠人からその折に送られて来た、さながら宇宙人を思わせる、謎の金色に輝く人形に、度肝を抜かれた3人。


それに対して、舞が「アホなこと」の一言!

いや、いままでこんなこと言わん子やったのに…やはり、演出の毛色が変わったの現れなんでしょうか。ただ、まだまだ先は長いですし、こういったことも有りなのでは、と思えます。


ところで、悠人の肩を持つ訳ではないのですが、大阪弁の「アホ」は、相手の意思や性格、言動や行動に対して呆れてはいるものの、決して否定や、排除するような論理ではない表現だということを、フォローしておきます(^o^)





さて、宮崎での4ヶ月にわたる座学過程は無事に全員が合格。続いて、北海道・帯広での実習過程に舞台は移ることになる、来週です。




かねてから噂になっている、鬼教官・大河内(吉川晃司さん)が、いよいよ本格的に登場。


舞のみならず、結束を固めたメンバー、みな無事に過程を終了出来れば…と、まるで親御さんのような気持ちになります(苦笑)








来週も、楽しみに拝見したいと思います。

今日はこんなところです。