3年振りの現地開催!「きんてつ鉄道まつり2022 in 五位堂」訪問記〜その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



3年振りに、今年は現地開催となった鉄道イベント「きんてつ鉄道まつり」。

会場の「五位堂検修車庫(奈良県香芝市)」の訪問記をお送りしています。




少し間が空きましたが、前回は近鉄系列の「近鉄バス」と「奈良交通バス」の実車展示を拝見していました。ところで…


このバスの傍らでは、使用されなくなったバス関連の部品が、なんとたくさん販売されているではないですか!


いや、これは見ているだけでも楽しいものですが、府内の八尾、柏原のものが目立ちます。


ただ、おらが街にも「近鉄バス」の路線がありますので、馴染みのものがないか探してみます。


「善根寺(ぜんこんじ)」。
市は異なりますが(大東市)、あの「大阪桐蔭高校」がすぐ近くです。同じ市内ではあるものの、このあたりはちょっと遠いですね。

この黄色に、青の横線が入ったデザインは、近鉄バスのバス停では標準的なもの。


そして、我が家からいちばん近いであろう「八戸ノ里駅前」を発見。

これは先ほどのそれとは違う、赤地に白帯のタイプ。実際に現地で見たことありますが、個人的には、ちょっとお高いように感じます…



他にも、夜行高速バスで使用されていた、出入り口横の標識板に、これは運転時刻表。


これもたくさんあるのですが、すでにいまでは廃止になった系統のものもありました。


「稲田車庫前(大阪府東大阪市)〜梅田」というこの系統の歴史は古く、ルーツは戦前の開設に遡ります。

通称「阪奈道路」と呼ばれる、市内から大東、生駒山を越えて奈良市内に至るルートを運行していた、かつては同社のドル箱路線でした。



ただし長年にわたり、大阪市内ではこの「大阪シティバス 36号系統」とルートをほぼ同じくしていました。LEDがバグって恐縮ですが「36 南森町/大阪天満宮 大阪駅」と表示されています。「今福大橋停留所(大阪市城東区)」にて。

路線は変遷を経て、現在では「地下鉄門真南(大阪府門真市)」から「大阪駅前(大阪市北区)」に至るものですが、シティバスでは三指に入るほどの黒字路線となっています。


乗降客数の多さはその本数を見るとよくわかるのですが、各所で他のシティバス路線に接続していること(最初の乗車から計算して乗り換えたバスを90分以内に降車すると、運賃は初乗り通算になる)、地下鉄にも乗り継ぎ割引が利くことから利用客が偏り、近鉄バスは苦戦を強いられて来ました。



その結果、この路線から近鉄が撤退したのが5年前のこと。シティバスの停留所脇に残された停留柱のみが、その歴史を物語っています。

新婚の頃、この系統の沿線に住んでいたことがあり、双方よく利用した路線でしたので、思わぬところでの懐かしい遭遇でした。



それではここからは、イベントの目玉でもある車両基地内部を拝見して行くことにします。
さまざまな種類の車両が留め置かれているようで、大変楽しみです。

次回に続きます。

今日はこんなところです。